今日が最後の勤務の日。頼まれた契約期間は11月30日、本日までである。何とか気合いが入った仕事ができてほっとしている。子どもたちの真剣な眼差しと笑顔を見ながら集中した授業が出来て、私もまだまだ健在である事がわかった。約9年間もブランクがあったのに、授業の勘を取り戻すのにたいして時間がかからなかったこともうれしい感覚だった。朝の会で挨拶をして終わりと思ったら、花束を貰ってしまった。これまた感激。最後の授業を終わって子どもたちから寄せ書きを貰ってまた感激。その一言一言にまた感激。「授業はとても分かり易かった」「楽しかった」のオンパレード。一番嬉しかった言葉は「理科が好きになりました」である。教師冥利に尽きる。初めは仕方なく引き受けたのだが、今は「引き受けてよかった」の心に変わっている。まだ続けて欲しいと強く頼まれたが、私の緊張感もそろそろ限界であろうと判断し、惜しまれている間に幕を下ろすべきと確信して固辞して来た。正式には終了なのだが、まだ事務的な残務整理が残っているので、あと2・3日職場に行かなければならないが、まずはめでたしめでたし。