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暮れも押し迫って来たがうちの周りは静かなものです。知人の写真展が開かれていてオープニングパーティーに誘われたので行って見た。面白い写真がたくさんあって仲間と話をして楽しい時間を過ごして来た。帰りは道路が氷に覆われていて夜の人工光に照らされてピッカピカ。つるつる滑りそうで車の運転も皆さんノロノロ運転で慎重に走っていた。暮れのテレビ番組はばか騒ぎが多くて私は嫌いで見る時間がさらに減って来る。その中でNHKの特集は見応えある。普段は政府の応援番組が目立ってブツブツ言っているが、NHKスペシャルは骨がある。民放で電車に乗車する時の迷惑行為についてやっていたが、電車の入り口に立って動かない人のことを「入り口地蔵」と言っていた。私は初めて聞く言葉だったが、うまい表現だなあと、珍しく感心して笑ってしまった。
旭川は現在の積雪量は例年に比べると４割と報道された。雪さんはそのニュースを見聞きしていたのか纏まった雪が降った。1日に何回も除雪をした。屋外駐車の車はみんな綿帽子を被っていた。まだまだ除雪は辛くはないが、ふと、あと何年続くかなあ・・・・と考えてしまった。オリンピックなどと浮かれているけれど、お金がないのに借金を続けてばらまいて浪費を続ける日本は先行き不安に思わないのだろうか。お金がなければ節約するのが当然と思うが。浪費をするのが美徳だとさ。負の遺産を増大させて、次の首相は尻拭いの連続で大変なことになるのに。「70年も前に日本は戦争したの知ってる？」「えっ、どこと？」「アメリカなどとさ」「それで、どっち勝ったの？」「アメリカでしょ」「まじ〜」大学生の会話だってさ。
エスカレータの乗り方についてテレビでニュースが流れた。係員がエスカレータの側で乗る人に歩かないように説明していた。誰かが始めると一斉に右習いをする日本人だから広まっていくだろうと思う。横浜に行った時も、私は右に乗って目立っていたが、誰からも文句を言われなかった。ただ右側の私の後ろに並ぶ人は一人もいなかった。地下鉄は長い長いエスカレータが多いので、みんなが左側に一列に長蛇の列がになって、私だけが一人右側にいるという光景はまさに異常なものだった。今までは無言で無理に追い越して行ったが今回は追い抜く人はいない。と言うことは皆さん知っているんだと思った。この危険で渋滞をさらに増やす非効率的な悪臭をはやく無くして欲しい。
日本で初めて開催される「クラッシュドアイス」を見に行ってきた。横浜の臨海パークに特設コースを作って競技が行われる。アイスホッケーのようなスケートをはいて、約600ｍのコースを4人で併走して競走する激しい競技。雨にも遭わず寒さも我慢できる程度で楽しく観戦してきた。帰ってきたら予想通りに駐車場の私の車は雪だらけ。完全に冬になっていた。これから日常の冬の生活に戻る。今年は開催した写真展も旅行回数も過去最多になった。元気なうちはと張り切って動き回ったが、来年はどうかなあ、などと考えながら今日も除雪をしている。
12月に入ったが何となくまだ11月の感じがする。重い雪が降って除雪作業が負担になるが、暖かくて周りが白くても冬の感じがしない。今年度は世界中の指導者がおかしくなって来た年だ。平気で嘘を言う。暴力団まがいの脅しによる外交が大流行。不思議なことにそのような指導者が好かれている。オリンピックの陰で巨額の税金が投入され、これまた巨額な兵器を買わされて湯水のごとく税金を使いまくる。そのくせ弱者には100万円も出したがらない。心は荒んできて自分より弱い者を徹底して追い詰めて自己満足する。このような状態が続くとどうなるかは、歴史を見ればすぐわかる。大阪で万博が開催される事が決まった。費用は1500億円とか2500億円とか言われているが冗談じゃない。決めるときの予算が何倍にも跳ね上がることも過去の諸イベントを見ればわかる。2兆円・3兆円のレベルだろう。しかも「カジノ」付き。多くの人が人生を破壊される賭博に税金を投入するなんて狂っている。体調が優れない日が長く続くと、イライラしてずっと気になっていたことが、つい言葉になってしまう。浮かれている人たちはマイナス要因は考えないのだろうなあ。写真展が明日で終わる。2018年は写真展をやり過ぎた。面白かったがオーバーワーク。気分転換に遊びに行ってくるかな。