今年の冬は暖冬傾向で降雪も平年以下という長期予報が出た。生活するには有り難い事だが、除雪業者、スキー場経営、灯油関連業者など困る人たちもいる。世の中、すべての人がうまくいくということは無いように出来ているらしい。人の心も温かくあって欲しいと強く思う。昨日、病気で永眠した人の家に行ってお線香をあげて来た。彼は、昔、ゴムボートで天塩川を下った6人の仲間の一人で、仲間うちでは一番若い。その後も時々6人で会ってキャンプをしながら思い出を語り合っていた。冒険によって結びついた強烈な仲間意識をもつ6人。一人減って5人になってしまった。「言葉が出ない」とはこの事か。いずれはこういう時期が来る事はわかっていたが、一番若い彼が最初になるとは。奥様の前で思い出を語り、追悼のひと時を過ごしてきた。家の近くのバス停留所まで、新しいバスの発着時間を調べるため散歩して来た。角の家のハマナスの実がしわだらけになりながらまだぶら下がっていた。地上部が茶色になったアジサイの葉がまだ落ちないでしがみついている。8月に閉店したお店「レタス」の周りがテントで覆われた。壊して更地にして売るのか、すでに売れていて、新しい何かが建つのか興味深い。今日も喪中のハガキが届いた。
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