東レテニスを堪能して予備日は科学博物館に行って深海の生物関連の展示を見に行こうと思って上野に行ってみた。やあ参りました。多勢の家族連れで賑わっていて整理券を手に入れるだけで、110分待ちの看板あり。待つのが嫌いな私は頑張る気力もなく家族連れに譲って、渋谷の万華鏡展を見に行くことにした。昔から万華鏡は日本人にとって馴染みが濃くて私も小さい頃に作って遊んだことがある。今はどのような変化・進歩をしているのか興味があった。私の想像をはるかに超えるアイディアに富んだ作品群を見て子どものように興奮してしまった。のぞき窓に映る美しさはもちろんだが、本体そのもののデザインが骨董品のような貫禄と気品に満ちていて欲しくて欲しくてたまらなかった。悲しいことにこの値段ならレンズを買えるなどと、カメラ優先の気持ちが強くて結局はお土産用の安い万華鏡で我慢した。それにしても素晴らしい展示だった。