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キュウリを植えたところからカボチャも成長して来た。コンポストの中に入っていたカボチャの種子が芽を出したらしい。キュウリが目立たなくて変だとは思っていたがカボチャの成長が早いのでキュウリとカボチャの苗を彼が間違えたのかと思っていた。可哀想にキュウリは下の方で実を付けてよく見ないとわからない状態になっていた。カボチャばかりが目につくのだ。お陰でキュウリの収穫が遅れて気がつけば大きくなりすぎていた。カボチャは他の場所に植えてあるので切除しようと思う。忙しくて畑の状態をよく観察していなかった証拠だ。庭の通路も一部が雑草で占領されていた。こんな状態なのだが愛車と妻とで旅行に行ってくる事にした。気分転換だ。
ブログは少しお休みします。ではまた。
しなければならない事がたくさんあるというのに、突然、コンピュータ兼無線室の改造（？）に着手。写真を大延ばしするときに、A3の重いプリンターを棚から広い空間に降ろして印刷していたのだが面倒なのでキャスターをつけて簡単に移動出来るようにしようと思ったのがきっかけで、そのために大幅に室内のレイアウトを変える必要があり、壁面の棚を作り直し、暮れでもしないような大掃除を始めたのだから大変で、また本や荷物の移動から始まり三日もかかってしまった。お陰で少しはすっきりして重いプリンターを腰を痛める心配をしながら移動させなくても良くなった。
妻がカリンズの収穫をしてジャム作りにとりかかった。１昨年株分けをした木が大きくなって例年より多く収穫できた。
庭の小さな畑の草取りをした。今年はする事が多くて除草作業が遅れて雑草が目立って恥ずかしい。葉物は順調に成長しているがゴーヤやズッキーニが元気が無い。トマトとナスは元気に実をつけている。本命のブドウの実がつかない異常な状態だが株分けした細いブドウにはしっかりとした実がついている。最低気温が低くて植物たちは困惑しているようだ。ハツカダイコンが伸びすぎて花が咲いた。始めて見る花で愛らしい。
「電気ご使用量のお知らせ」が来た。計画停電を行う場合のグループは「41」です、と記入されている。節電は大歓迎だ。私などはいくらでも節電するから、病院やどうしても電気が必要な企業などは節電しないで最小限の生活基盤は確保しながらこの夏を乗り切っていこう。うちには小さいけれど発電機は準備してあるのでトイレなど最低の電気を必要とする電気器具は使用できる環境は確保した。これからは太陽光発電もすべてを賄う量は経済的に無理だが１kwくらいなら設置可能だと思うので思案中だ。そのくらいあれば電気の供給が止まっても一定期間ならば持ちこたえる事が出来る。原発反対を主張するのであれば、原発分の電気は供給しませんよ、と言われた場合にも「いいです」と言える環境を作っておきたいと思っている。
今日は町内のパークゴルフ例会日。私は直前になって所用が出来て参加できなくなったが、仲間の送り迎えだけは時間に合わせて協力した。またホールインワンが出たと聞いた。
５人で出かけた。日本海、雄冬野の港町。竿を出し、釣れても釣れなくてもボケッとして竿先を眺める。ただゆっくりと時間だけが過ぎていく。家族連れのざわめきも遠い過去から聞こえてくるようで心地よく心に響く。ウニ漁の磯舟が往来する事で現実に引き戻される。１年に１回の仲間との合宿（？）。昔、天塩川をゴムボートで下った仲間だ。共に冒険をした結束は強く今もキャンプをしている気分になっている。海を見ながらのんびりと、海の幸を食し賑やかに宴会を開く。ひなびた温泉につかり馬鹿話に花が咲く。先立った一人の仲間も心の中にしっかりと生きている。予定した民宿ではなく間違えて予約した宿になっても誰も文句を言わない。２泊なのに１泊しか予約していなかった事についても誰も係を責めたりはしない。みんな明日は我が身と知っているからだ。何が起きても笑って対処する。「いいから、いいから」それですべては解決するのだ。
今日はタクシードライバーのように市内を走り回った。ヤマダ電機、銀行、郵便局、釣り屋、ガソリンスタンド、保育園、雨紛地区の農家２軒、歯科医院、写真展観覧、妻の送迎、龍谷高校と小さな用件が重なって小雨模様の中、１日中走り回っていた。珍しい日になった。龍谷高校では書道部の活動の様子を写して来た。みんな自由にのびのびと作品を作っていた。私には何を書いているのかわからないが形だけを見ると豪快さや細心さがその子によって違い、書の範囲の広さを感じて来た。面白い１時間だった。
九州の豪雨のニュースを見るたびに驚かされる。「過去に経験した事が無いような豪雨」という表現がそのもの凄さを的確に表現している。毎年、「観測史上最高」という表現が続いているが今回は今までのそう言う表現では間に合わないくらいの凄さなのだと思う。これからは旅行に行くにも台風の季節を除くだけでは安心できない。いつでも強烈な気象の洗礼を受ける覚悟と準備が必要になってくる。今まで野菜や花鉢の管理が必要で、本格的な旅行は春と秋に計画をしていたが、今は環境が変わって世話をしてくれる人が居るので、今月の下旬からフェリーに乗って旅行に行く計画を立てた。大雨や竜巻、大風などの天候の急変に遭遇した時の非常事態に対処するための準備も考えなければならないと本気で考えている。海だけでなく陸も危険がいっぱいになって来た。それにしても豪雨の災害に見舞われた人たちの気持ちを考えると憂鬱になる。すでに日本列島は「温帯気候」から「亜熱帯・熱帯雨林気候」圏内に入ったのだろうと思う。
サフォーク祭りを少し楽しんだ後、夜には天候が悪化する予報なので早々に帰る事にした。12時20分に焼尻島を出発、最短距離を進む。少し波があったが最大出力で突っ走る。最後尾を走る私の艇は、時速50kmちかく出ているが少しずつ仲間との距離が離れていく。離れ過ぎたらスピードを弱めて待っていてくれるのだが何かに追われているかのように走り続ける。追いかけながら後ろから見ていると前を行く艇の波しぶきがかっこいい。無事に増毛に着いたが１時間25分で着いてしまった。桟橋の上で大の字になって寝ている彼らを見ていると本当に疲れたのだなあと同情してしまった。車での帰り道、農道で電柱をなぎ倒して田んぼに落ちている軽自動車を見た。壊れた車の側で家族が座っている。少し笑顔が見られたので重大な人身事故ではなかったようで安心して通り過ぎる。暫く行くと、今度は数人が田んぼの方を見ている。何を見ているのだろうと徐行して様子を見ると警官がいる。車は見えなかったが田んぼに突っ込んだのかと想像する。旭川について買い物のためにスーパーによるとまたまた警察官の姿が見えた。駐車場内で接触でもあったのだろう。奇妙な一日だった。
焼尻に着くと羽幌から定期船に乗ってやって来た観光客が海産物や焼き肉を網で焼いて食べている光景が見える。マイクを使ってカラオケに興じている。例年の様子と変わりはない。岸壁に係留している仲間の３艘の隣に係留して陸に上がる。そこで仲間に昨日の恐怖の体験を聞く事になる。昨日増毛を出港した３艘は予報には無い恐怖の波に遭遇したというのだ。船は波に持ち上げられては落下してその度に船底を強く波に打ちつけられる。船首を波に突っ込み波しぶきが船全体に降り掛かる。一番小さな船は２２フイーとで船室は無い。運転席には波が直接降り掛かってくる。全身びしょぬれ。強烈な波にたたかれて運転席側の窓ガラスが割れたそうだ。他の船の先端部分も吹き飛んでいた。彼らは私に「一緒に来ないで正解だったね」と言う。あの屈強な経験豊富な親方も「引き返すべきだった」という判断ミスを責めて元気が無かった。よほど堪えたのだろう。
昨年、一昨年休止していた焼尻行きを決行した。例年行われている焼尻島のサフォーク祭りが行われるのに合わせて仲間と増毛からボートで行く計画だ。やく６５kmの距離だが波が穏やかな状態であれば１時間半で到着する。今年は６月も含めて波が穏やかな日が多く波浪の長期予報も0.5m程度で安定している。複数の予報を調べてみても危険なレベルではなく安心して計画できる状態と判断して決行を決めた。ただし今回は４艘が参加するのだが仲間の３艘は前日に行って島で１泊するという。当日は私の船だけで行く事になるので気候の情報はしっかりと調べた。特に留萌沖は世界３大波浪として有名な危険地帯がある。風が強かったり波が１mを超す場合は即中止にするつもりで自宅を朝５時半に出発、増毛に７時半について出港の準備をする。過去３回行っているが２回目に行った時はうねりが大きくて舵が効かなくなったり波の山から落ちるときに船底をたたかれたりして船の中の荷物が散乱して大変だったが、その時は６艘の軍団だったので何かあれば助けを求められるという安心感があった。今回は妻と二人しかいない。携帯電話はもちろんアマチュア無線、海上無線など救助を求めるための準備は整えてある。出港すると海面は凪の状態ではなく少し波がある。操船を誤るとバタンバタンと船底がたたかれる。その度に波をかぶりワイパーが必要になる。それでも危険を感じるほどではないので前進する。凪の状態であれば50キロ近い速度で走る事が出来るが30数キロで慎重に走る。２時間強で無事に焼尻に着いた。