野宿

何だこれは

スーパーで何気なく商品を見ていたら、函館の会社が作った「うにくらげ」が目に入った。昔の思い出が重なって急に懐かしくなって買ってきた。色が気味悪いほど赤くてクラゲの形もないしウニのつぶつぶも見えない。赤く鮮やかな塊。とてもじゃないがおいしそうには見えない。それでも昔の味が懐かしくて買ってきた。表示を見てびっくり。ウニもクラゲも輸入品だった。函館なのに何で輸入品なんだよ、まったく。丁寧に表示を見ないで買ってきた自分が悪いのだが、その時は「函館」の文字だけで十分だった。がっかりしたが買ってきてしまったのだから仕方がない。食べてみた。一口食べてもう完全に参った。洋菓子のように甘いのだ。こんなのおかずじゃないよ。昔の「ウニクラゲ」では無くなっていた。今はご飯のおかずまで甘くつくてあるのかと悲しくなった。残す訳にはいかず、少しずつ何日かかけて食べきった。昔の素朴なウニクラゲはどこに行ったの？私はもう絶対に買わない、と心に決めた。雪が融けて木々が活動を開始した。

のんびり

毎日太陽が出てほとんど風もなく穏やかな日が続いている。さすがにもう大雪はないだろうと思う。長年恒例の「台湾坊主」と言われる春の嵐もなくなってきている。随分と過ごしやすくなったものだと幸せな気分になる。のんびりが続くと写真展などの礼状をたくさん発送すると、戻って来るハガキが出る。住所が変わって新住所がわからない。芳名帳に名前だけ乗っていると年賀状の名簿から発送することになるが、それが戻って来る。もちろん単に私が住所を間違えることもある。いずれにせよ相手に失礼することになる。発送名簿は何回も確認したつもりだが緊張感が足りないのだろう。孫を連れて昼食を食べに行った。お店には見事なコーヒーの木が鉢に入っていて、赤い実がなっていた。「食べてごらん、美味しいよ」と言われて半信半疑ながら食べてみた。生まれて初めてのコーヒーの実の味、美味しかった。貴重な体験をありがとう。食べた後、種子を持って帰って植えてみた。芽が出るのだろうか。

新幹線

旭川市の一昨年の積雪ゼロ日は3月30日、昨年は3月26日だった。そして今年はまだ３８ｃｍ残っている。少雪なのに積雪量が多いと言うことは気温が低かったか、くもりが多くて日照量が少なかったことになる。除雪の回数が少なくて楽だった以外は特にそんな感じはしていなかったが、積雪ゼロ宣言が早まると思っていたので意外に感じた。今朝の道新の一面見出しが「変わる函館駅前」「居酒屋増　観光客続々」。北海道新幹線が開通して1周年過ぎるのであちこちで話題になっている。一年目は客が集中するのはわかる。問題はこれから。この見出しを見ると賑やかで景気が良い。しかし、その見出しと平行して「減る商店　市民集わず」とも書かれていた。私はこの方が重大問題だと思っている。日本中が観光・観光と騒ぎ立てていて外国人の誘致が経済対策の柱になっているようだ。外国人相手の観光等の商売は非常に不安定で日本の将来に安定的な経済政策にはならない。地元の日本人よりも外国人優先の考えは止めるべきだと思う。観光で潤うと地元の人たちにも潤いが広がっていくという論理は、本当に狭い範囲の地元の人に限定されるのは過去の例をみると明らかだ。「市民が集いそして観光客も・・・・・」となるように考えなければならないと強く思う。

 

 

 

多忙の日々が終わって少しのんびりした日が続いている。することはあるのだが日常の余裕のある日々だ。時々気になることが出てきた。何か忘れていることがあるような気がして暦のメモ欄をみたり手帳を見たりして考える。忘れていることが亡いので安心するが、やっぱり対外的に何か忘れているような気がして仕方が無い。自分だけのことなら、忘れていて後から気がついても「しまった」と思うだけですむが、他人も関係していることはそんな訳にはいかない。多忙な日が続くとそうなるのかなあと、また歳のせいにしている。札幌の桜の開花予想は5月3日だそうだ。もうそんな時期になったのかと時の過ぎゆく早さに驚く。

少雪

新聞で史上2番目の少雪という記事が出ていた。今季は全道的に降雪が少なかったようだ。ずっと除雪をしていない。近所では雪割り作業を始めた。こんな楽な冬は大歓迎だ。今日はカメラを持って駅に行き入場券を買って駅ホームを撮してきた。思ったより乗降する人が少なくてイメージに合った写真はとれなかった。その後鍼灸院に行って体の筋肉をもみほぐしてもらった。一日休養してまた明日から日常にもどる。

心地よい多忙

ここ3週間くらい私たちのグループ展と昨年亡くなった仲間の遺作展があって多忙な作業が続いた。その合間に札幌に行ったり孫の子守をしたり、コンテスト応募用の写真を作ったりした。寝る時間も夜中の零時を過ぎる日が続いた。昔は多忙であればあるほど脳が冴えて眠れないほどだったが、今はあっという間に体力よりも脳が先に疲れて思考経路が混乱する。それでも不思議なことに心地よい。今日は遺作展の最終日。会場を片付けて作品の収納が終われば、後は対外的な手続きの事務処理を残すのみ。やっぱり私は忙しいのが性に合っているのだと思った。

空白の20日間

いったいどうしたのだろう。インフルエンザにかかって休養期間が終わって複数の写真展や大量の写真の印刷を頼まれるなど忙しさが倍増して、夜も寝るのが零時を過ぎるのが当たり前になっていた。忙しさはまだ続いているが、ブログは気になってはいたが書けないでいて開いてみると何と20日間も過ぎていたのだ。そろそろ潮時かと思った。三日坊主の私がよく続いたものだと感心する。認知症の防止になどと続けていたがお陰で（？）まだ完全にボケてはいないようだ。長く続けているとそれがまた週間になって条件反射のようになり、あまり脳を使わなくても書くことが出来るようになる。そうなると脳に対する刺激は小さくなりボケ防止には役立たなくなる。3月いっぱいでこのブログを終了しようと思う。こんなに長期間休むのはは初めてだし、もう止めても良いよと天の声が聞こえてきた。