« 2016年10 月 | メイン | 2016年12 月 »
予想通り旭川の根雪初日が10月29日で確定した。根雪というのは「積雪が30日以上続く状態」をいうので、旭川は29日からずっと融けなかったということだ。今までは倶知安町の10月31日だそうで、旭川はその記録を更新して道内新記録になった。旭川市は最低気温の記録も持っているのでまたひとつ記録が増えた。北海道は極寒の地として「陸別」が有名だが旭川が記録を持っている。因みに積雪量の記録は帯広が持っている。その地域の啓蒙の差によって一般に知られる度合いが変わる。旭川ではほとんど宣伝していない。まあそれはどうでもいいことだが私個人としては何だかうれしい気持ちになった。何年か前は初雪がぞのまま根雪になった年もある。最低気温がマイナス30℃以下になる日が数日あった時代は降っては融けて降っては融けて道路が長い期間びちゃびちゃの悪路となって移動しにくい状態が続いていたが、今は最低気温がマイナス20℃以下になる日もほとんどない状態が続いているので、昔より暖かくなって根雪が遅くなると思うが、反対で根雪が早くなったので道路状態はいい。何だか矛盾するようで不思議な気持ちだ。
週間予報を見ていると旭川はほとんどが雨か雪の予報で太陽が出る予報日はわずか一日。毎日見ているが常に雨か雪で晴れの予想日はほとんどない。昨日は記録的な大雪になって3回も除雪をした。湿った雪で重くて大変で道路は除雪機で吹っ飛ばした。米国の大統領が決まって選挙前は酷評されていた彼が大統領に決まったら、各メディアは手のひらを返したように取り上げ方が変化している。彼の本質は何ら変わっていないのにだ。排他的な考えの人が増えているのは世界的傾向で、このことは国と国の対立が増えていくという事を示唆している。国内でも強者が弱者を攻撃する傾向が現れている。その傾向を持ったリーダーが増えてくるとどんな社会ができるのか、どんな国ができるの。か世界中の弱者がますます住みづらくなってくるだろう。アメリカの変化が及ぼす影響はあまりにも大きい。
本当に久しぶりに皆で温泉に行ってきた。孫も私も熱い湯は苦手なので、できるだけ湯温が低い温泉を探して行く。以前から行ってみたいと思っていた深川の温泉施設。湯温が高いとのんびり落ち着いて入っていられないと思うのだが好きな人は平気で入っているから不思議に思う。湯温の感じ方は個人差があるのは当たり前だが、それにしても私とは差がありすぎる。行って満足しました。うちから車で約50分の距離で気軽に行くことができる範囲だ。行って表示を見たら「源泉」と書いてあった。レストランの食材も地産地消の考え方で、すべてお米もお肉も野菜もすべて深川産と表示があった。頻繁に温泉に行く時間はないけれど、のんびりできる温泉がまた一つ増えた。帰ってから傘を忘れたことに気がついた。電話をかけて預かってもらうことにしたが、1か月以内に取りに来てほしいといわれた。それはそうだろう。何時までも預かってもらえる筈がない。そんな訳で1か月以内にまた温泉に行くことになった。
旭川の根雪は12月に入ってか根雪になる年が多かった。それでも今までで一番早い根雪宣言は1989年の11月7日だそうだ。降っては融けてを繰り返すが降ってから融けない日が続くと根雪という。11月7日とはそんなに早い年があったのかと驚く。ところが今年は10月29日から融けてないそうで観測史上最速の10月29日からの根雪となりそうだという。現在正式に発表されていないが新記録となりそうだ。うちの庭もまだ冬支度が未完成の箇所があるが雪が多く積もっていて作業ができない。たぶんこのままで冬を越すことになるのだろう。昨日久しぶりにいい天気で外の作業には絶好な状態だったが、こういうときに限って他の用事ができるものなのだ。本当に天気が続かない。取り残しのコクワの実が凍っていた。
今年の雪は早すぎます。大根がまだ畑の中。庭の落ち葉もまだ集めていない。でも今は雪の中。農家の人も収穫前なのに・・・・とため息をつく。例年なら降っても融けて作業が出来るはずなのに。あ~あ。私は趣味だからまだ良いが農家の人たちは収入源になるだろう。もう今までの経験から学んだ作業の段取りは通用しなくなってきた。来年からどう対処するのか悩みだね。娘が借りている畑で育てた大根を収穫して洗うために、まだ片付けないでおいた外の流し台も雪まみれになっている。博多の陥没のニュースには驚いて言葉も出ない。地下が出来る度に陥没しないのかと恐怖感を持っていたが、科学が進歩している現代では測量技術も優れていて心配はないと思っていた。それでも何となく地下街は開放感がなくて、私はあまり好きではない。札幌に行っても地下街には入ったことがない。はじめてニュースを見たときは日本ではないと思った。これだけの大規模な陥落で人身事故がなかったことは奇跡的で本当に良かった。