野宿

東京

テニスの試合を挟んで１日目は東京についてすぐ「末廣亭」に行った。この末廣亭は東京に行った時の慣例のになってきていた。本当に面白かった。今回も楽しみにして行ったのだががっかりした。じっくり聞かせてくれる古典的な本格的な落語ではなくて、小話が多いのだ。過去に見た中で一番期待はずれでがっかり。若手の落語家の話は若者向けのネタが多くて今はやりの芸能人や俳優、お笑い芸人などの知識がなければわからないネタが多くて、私のようなその方面のテレビを見ない人間には通じない。おかしくないのだ。私のような年齢層が多くてギャグがわからないので当然笑えない。演じる彼らは笑が取れないので今日のお客さんは・・・・・、などと客のせいにする。呆れてしまった。私の大嫌いないわゆる下ネタも堂々と語り続ける。もういいから止めてと言いたくなる。下ネタでもさりげなく言えば笑えるものを露骨に言われたのでは嫌らしさだけが残る。私のように古典落語を求めすぎるのもどうかと思うし若い客を意識するとそうなるのかもしれないが、こんなのは酒を飲みながら身内だけでやってほしい。また行こうという気持ちがなくなった。帰る日は上野の「アメヤ横丁」を散歩してきた。今まで一度も行ったことはなかったので写真になるかなあと視察のつもりで散歩してきた。人間味溢れる年中お祭りのような市場だった。戦後闇市として始まったアメ横の歴史を知るとなお興味ふかい。これから東京に行ったら末廣亭をやめて「アメ横」専門に行くことにするか。

忙中閑作り

少しお休みを頂いて東京に行ってきた。東レパンパシフィックテニスを見るのが目的。男子の世界標準のテニスは見たが女子の世界的なプレーも見てみたいと思っていたので今回実現させた。一番面白いと言われる準々決勝に合わせて見に行ったのだが、日本人の選手は全てそれ以前に負けてしまって準々決勝は外国人の試合ばかりだった。特に応援している選手もいないし高いレベルの試合を見るのが目的だったので満足ではあるが。女子といえど迫力ある白熱した試合が続いて面白かった。昼の12時開始で４試合が終わったのは夜の９時近くになっていた。写真を使うのは許可が必要なので後ろ向きの写真のみで失礼。

ギャラリー巡り

いろいろな写真展の終了期日が迫ってきて今日はギャラリー巡り。孫の子守を兼ねて一緒に連れて行った。落ち着いて写真展を鑑賞するのは久しぶりのような気がする。やっぱり見ると刺激になる。旭川食べマルシェにも行ってきた。私は食べるのが目的ではなく写真撮影だ。大きな口を開けて食べている場面はシャッターチャンスだが、食べている本人には写して欲しくない場面だろう。そんなことを考えていると当然ながら遠慮してしまう。そんな訳で作品がなかなかできない。まあたくさんの人が食べるは食べるはみんな楽しそう。私は疲れただけ。いやはや・・・。

終了

今日遠方から来た大切なお客様を空港で見送って６月から続いていた長い夏が終わった。本当に喜んでくれたのでホッとしている。最終日に層雲峡の景観を見に行ったのだが残念ながらまだ紅葉は始まっておらず紅葉抜きの壮大な柱状節理群を見た。それでもお客様は十分喜んでくれた。昼食は予定していたところは満員で止むおえず目に付いたラーメン店に入った。黒岳へのロープウエイは長蛇の列。私たちは乗る時間がなかったので並ぶ必要がなかったが上に上がると紅葉は始まっているはず。これからの紅葉最盛期の混雑ぶりを想像すると気楽には来ることができないなあと思う。

2015/9/19

歴史に残る日。黙祷。

属国への道

道新に小さな記事で「日本の調教師」というコラムが載っていた。日本を対象にした調教師というのがあるそうだ。米国では「ジャパン・ハンドラー」直訳すれば日本の調教師。米国保守系シンクタンク「戦略国際問題研究所」の報告書で日本をどう調教するか方針を出しているそうだが、その方針と日本が今進んでいる方向が驚くほど同じだというのだ。この記事が正しければ自民党は調教されていることになる。今進んでいる政策を見ると、まさか嘘だろと思えない。また強行採決された。今日もやけに爽やかな青空だった。日本はどこに行くのだろう。

若者

ここに来て日本の若者の意思表示が大きな力になって新たな歴史を作ろうとしている。若者は政治に無関心と言われて久しいがついに行動を起こす若者が増えてきて大きなうねりとなってきている。私たちのデモとはまったく違う新しい時代の流れだ。参議院では明日２時間で質疑を打ち切る決定をした。何が何でも通すという流れは止まらないだろう。でも今回は強行採決をした後の反対運動がまだまだ続くような気がする。目覚めた若者の意思表示はこころ強い。抑止力が軍拡競争につながって戦争になった過去の例がたくさんあるのに、平和を守るためには抑止力しかないという政治家はおかしい。歴史に学べというけれど日本の政治家はまったく学んでいない。今急がなければならないのは今回の豪雨で大きな被害を受けた人たちの救済や福島原発事故でまだ仮設住宅で苦労している人たちの環境復興だと思うのだが。今日は夏雲が晴れ晴れとした青空の中に浮かんでいた。

秋の気配

そろそろ朝は暖房が恋しい季節になってきた。日中は半袖シャツもいらないくらいに暖かいけれど朝は清々しい気温ではあるが寒く感じる。久しぶりに１日中草むしりをした。過去新記録と思うような雑草の成長した状態を見るといかに長期間放置しておいたかわかる。おやつ代わりにつまむミニトマトもそろそろ終わりの雰囲気の中、普通のトマトがこれから赤くなるように色づいてきた。畑のあちこちで成長のバランスがおかしい。ぶどうは柔らかくなってきたがまだ匂いがしない。食べ頃になると美味しそうなぶどうの匂いがするのですぐわかる。玉ねぎは収穫が終わって乾燥期も終わって美味しく食べている。じっくり庭を見るのが本当に久しぶりに感じる。こんな忙しい夏も久しぶりだった。遠くから来たお客様のおもてなしが終わったら雪が降る前に小旅行でもしようか。

久しぶり

この夏はすることがありすぎて海に行くことが優先順位の下位になって殆ど行くことができなかった。このまま夏が終わるのが悔しくて昨日行ってきた。波が出て風も強く海上には出ることができなかったが炭火を囲んで親方と焼肉を食べながら久しぶりの談笑をしてきた。隣のラーメン屋もまだ客が来ていなかったので店長も一緒に肉をつまんで賑やかにおしゃべりをしてきた。昔の武勇談から危険な体験など話題が豊富で波乱万丈の人生を想像させる。増毛町の人たちの人情の厚さや退職後の夢など時間が過ぎるのを忘れてしまうくらいだった。帰りは暗くなっていてマリーナの街灯が静かな雰囲気を作りだしていた。今年のように海に行く回数が少ないのならボート生活もそろそろ終了かなあと考えながらほとんど車の通らない夜の峠を突っ走って来た。

東京３

テレビで予報を見ると東京は局部的ではあるけれど強烈な雨が降るというので持って行った大雨用のカッパ持参でサッカー観戦に出かけた。浦和美園駅から会場までの約３km、折りたたみの傘で間に合う程度の小雨で済んだのでまず安心。指定座席は上の方で選手が小さく見えるがこれまた運が良くて私たちの席は天井が付いていて雨が降っても当たらない場所だった。試合中豪雨が降って屋根がない部分で観戦している人たちはカッパを着て観戦することになった。真ん中の縦の部分だけ空が見える構造になっていた。帰りは覚悟はしていたけれど人の波に飲み込まれて大変な行進となった。駅に着くと電車に乗れる人数は決まっているのでまた並んで待たなければならない。何本目の電車に乗れるか見当もつかない。並んでいる列の横に別の線の改札口があって小さな人の流れができている。試しにこの電車で新宿に戻ることができますか？と聞いてみると新宿には行かないけれど途中で「市ヶ谷」で乗り換えた方が速いですよ。と言われて大きな流れから脱出。言われた電車に乗った。大成功。市ヶ谷で乗り換えて四谷に出て新宿まで待たずに帰ることができた。サッカーを見るにも膨大な時間と体力が必要と感じて、二度とここに来ることはないだろうと思った。