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今日は朝から天気が良いので庭仕事をはじめた。半袖姿でも暑くて驚いた。天気予報を見ると本州より北海道の方が気温が高い。今後１週間の週間予報では最低気温は７・８℃と一桁の後半の気温なので室内の花鉢を屋外に出す事にした。紫外線から守るために網を張って日射を和らげて完了。さあ秋まで厳しい外で頑張ってください。選挙が終わって相変わらずの低投票率。小樽では自公民相乗りの組織力を生かした候補が新人に敗れた。新人は「カジノ誘致反対」「原発反対」を掲げて勝利したのだ。小樽の人たちは正しい選択をしたと思う。カジノは人の不幸を前提にしたもので絶対に誘致すべきではないと思っている。負ける人がいるから成り立つ賭け事だとわかっているのに自治体が主導するなんて異常だ。
する事したい事がたくさんある中でゴールデンウイークに遠くからお客様家族が来る。ボートに乗りたいというので試運転して調子を確かめるために増毛に行ってきた。あいにく波は高く風は強くボートを海に出す状況ではなかった。仕方がないので陸でエンジンの吸水口にホースを繋ぎ水道の水を入れながらエンジンをかける。一発で始動し排水口から水が出てくる。調子は良い。冬の間に汚れた船体を洗浄して終わり。また例のラーメン屋に行って塩ラーメンを注文。出来上がったラーメンの横にお皿が付いてきてその中に朝捕れたという甘エビが入っていた。毎回毎回美味しい海産物をもらって恐縮する。今回は妻が飴の袋を持って行って「どうぞ」と渡したがどう見ても甘エビの方が高そうだった。
今日も庭の片付け。秋に剪定した枝の処分に時間がかかる。農家なら畑に山積みをして火をつけて一気に焼くのだが、住宅に囲まれた場所ではそうもいかない。枝を小さく切って例のロケットストーブで燃やす。本当に煙がほとんど出ないので近所迷惑にはならないので安心して燃やすことができる。昨年も草取りをする時間が減って雑草の始末に難儀するようになったので今季は雑草予防シートを敷いて少しでも雑草が生えるのを防ぐことにした。かっこ悪いが仕方がない。ブドウの枝の先から水が出はじめた。やっと根が吸水を始めたのだ。開花した花の種類も増えてきた。
いやあ、ここ数日現役時代に戻ったような日が続いた。毎日寝るのが深夜１時過ぎ。このような習慣はなくなっていたので眠い眠い。さすがに深夜を過ぎてブログどころではなくなって気がついたらずいぶんお休みになっていました。体調は崩していないのでまだ元気ということを証明できたけれど、雪が融けた後の庭の片付けもまだ残ったまま。いつの間にかカタクリも花が咲いて日陰のエゾエンゴサクも元気に成長してきた。隣の空き地にはフキノトウが群生している。当たり前だが毎年増えてきている。今年は此のフキを茹でて食べてみようかな。その前に刈り払い機で一気に片付けてしまうことになりそうだが。野草を見て心が和みニュースを見てストレスを感じ、確かに何も考えず長いものに巻かれていた方が楽なんだろうなあ。人間も劣化するんだなあ。
昨年沖縄に行った時に基地問題で闘っている人たちを応援してきたが、話を聞けば聞くほど沖縄の人たちの主張の方が正論に思える。安倍首相は世界に向けて平気で嘘を言うし、丁寧に説明すると言って説明したことがない。自分の言うことが正しくて自分に反対する人には説明どころか無視するか抑え込むか。強権主義が徹底している。戦後レジュウムからの脱却といって戦後の平和主義を否定しているのだから彼にしてみれば当然なのだろう。国会を軽視した行動を取っても議員の皆様はじっと耐えるのみ。大きな声で怒ることもない。メディアも一言言われると萎縮してしまって大人しくなる。沖縄の人たちは政府はもとより本州の一般人に対しても不信感を抱いている。私たちが沖縄問題を他人事と感じて沖縄の人たちに難問を押し付けているからだ。原発問題も東京に作るといえば大問題になるが田舎に作ると問題にしない。最近のニュースを見ると未来が見えて憂鬱になる。翁長知事と安倍首相がやっと会談することになった。しかしわずか３０分。挨拶して終わり？冷たい。
今、私の周りは平和だけれど必ず明日は我が身と心の準備と小さな抵抗を試みている。庭のフクジュソウがそろそろ終わりを告げ、替わってクリスマスローズの出番になった。
訃報が続いて個人との思い出を思い出している間にあっという間に数日が過ぎてしまった。選挙も前半戦が終わって発表された投票率をみてまたため息が出る。無関心がどのようなことに繋がるかは歴史が示している。無関心と思考ストップが重なると今の流れを止めることはできない。電車も飛行機も長年の施設・機械の疲労が重なり重大事故が多発している。余裕のない生活や劣悪な労働環境によって人間の精神も金属疲労ともいうべき状態になっている。さらに悪い方向に法律が改悪されてますます労働環境は劣悪になる。そんなことを考えていたら、原発に関する裁判所の画期的な判決を新聞で見て目が覚めた。司法にもこんな勇気のある裁判官がいたのかと仰天。この判決が及ぼす影響を考えていたら少し希望が湧いてきた。
天気が良いので孫を連れて散歩がてら投票所まで歩いて行ってきた。投票箱に入れようとすると私が入れるというので孫に入れさせた。入れてしまってから、これって違反なのだろうかと思った。周りの人は見ていて何も言わなかったので違反ではないのだろう。投票用紙に書くという行為と投票箱に入れるという行為は別で・・・・なんて考えながら手をつないで帰ってきた。あちこちの庭ではクロッカスが賑やかに咲いていた。
東京に行く前の日、予報では雪だったが積もるほど降らないだろうと判断して夏タイヤに替えた。その夜、妻がカーテンを少し開けて外を見て、雪だと声をあげる。なんと真っ白。夏タイヤに替えて明日大丈夫？と妻が心配顔で言う。一晩で融けるさと軽く言ったが朝起きてみるとまだ道路も真っ白。まあ空港までは幹線道路を走るのでスリップの心配はなないと経験からわかっているが、何も急いでタイヤを替える必要はなかったのにと心の中で呟く。タイヤ交換のタイミングの悪さは過去にもあるのでまたかと思うだけだがつい笑ってしまう。
観光ではなく個人的な理由で東京に行ってきた。帰る日、電話が鳴った。私の携帯電話には滅多に電話はかかってこない。ほとんどメール優先なのだ。電話がくるということは緊急事態の可能性が強い。やはり訃報だった。３５歳の本当にまだまだ若い、若すぎる青年が作業の機械に巻き込まれ悲しいことになった。若い人のお葬式は特に悲しい。彼の同級生もお通夜に来ていたが久しぶりに会う懐かしさと悲しみが交差する。彼の笑顔しか思い出せない。安らかに・・・・。
増毛でマリーナを利用する会員への説明会があって出かけてきた。終わってからボートの雪囲いシートを撤去していよいよ海解禁。これからエンジンの点検をして船検を受けて４月の半ばには試運転したいと思っている。暫く振りで会った仲間が横でコンロを出して焼肉で酒盛りをしていた。勧められたが酒は苦手で話だけを楽しんできた。道中、まだ雪の一部が残って融け始めている田んぼで白鳥が落ち穂をついばんでいた。毎年見る光景だが何回見ても車を止めて暫し眺めてしまう。いい風景です。