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キイチゴが赤くなって収穫が始まった。収穫というほどの量ではありませんが、昔の味がします。囲碁愛好会の２回目の大会が来週で終了しますが、私は最終回まで待たずに今週で12局打ち終えて11勝１敗でした。１敗の人が私以外に居ないのでまたまた優勝ということになりそうです。勝負に関係なく思い切って打つということが結果として勝ってしまうのでしょうか。まだまだ頭の回転がいいという自信になります。
さて、小樽に行ったら運河です。運河を見なければ小樽に行った意味が無い？でも小樽は陸からは何回も行っているので運河も十分に見ています。でも行って来ました。観光客がたくさん居ました。人力車を引く青年もたくさん居ましたが、感心したのは彼らの肌の色です。褐色の絵の具を塗ったように見事に焼けているのです。斑ではなく全てが完璧に焼けているのです。あまりにも見事な肌色にすっかり魅せられてしまいました。
夕食は、あまり目立たない所で見つけた定食屋さんの「焼きほっけ定食」ホッケの焼き具合が見事で味も絶品。すごく得をした気分になりました。
海はプールのようなベタ凪でエンジン5000回転に上げると軽く20ノット（約37km／時）を超える。雄冬までは時々行っているので見慣れた風景だ。雄冬を過ぎて幌港を過ぎると未知の世界。海岸沿いに行くと距離も長くなり漁網も多くなるので小樽まで直線的に最短距離を走る。波の変化を注視しながら凪の海面を走る。携帯電話をチェックするとやはり圏外の表示。海上無線機とアマチュア無線機の設置が精神的な安心感に繋がり気分爽快。大海原の中を疾走する気分は最高の開放感を味わわせてくれる。12時、船を止めておにぎりをほおばる。その後も延々と凪の状態が続きそのまま小樽港付近に到着した。インターネットに載っている海上からの写真や港湾図を見てもマリーナへの入り口がよくわからない。親方が言っていた「分かりにくい」というのが本当だった。やっと目印の建物を見つけて徐行運転で入港する。
実はその日は小樽のマリーナの休日で担当者は宿直当番１人が対応すると連絡を受けている。しかも担当者と連絡をとるための電話番号を教えてくれない。「こちらから電話しますから」と言うばかり。広くて地図上の指定桟橋がよくわからない。何処に止めたら良いのか聞きたくても電話番号が分からないのでどうしようもない。うろうろしていると誰かが急ぎ足でやって来た。その人の指示で桟橋に係留してホット一息。増毛のマリーナの職員と親方に到着の電話をすると、本当に安心したような声が返って来た。心配かけて申し訳ありません。天候は初心者のために全面的に協力してくれた。天気にもありがとう。
今日も暑い１日。でも頑張って雑草刈りをした。トマトがやっと赤くなり始めた。
昨年から情報収集を始めて増毛小樽間で天候急変などで避難できる港を車で廻って陸から調べた。雄冬港、浜益港、厚田港を実際に見てボートを係留する場合の要点を聞き、燃料補給の有無などを調査しておいた。さらに海上では携帯電話が通じないところが多く事故が起きた時のためにアマチュア無線を積んであるが、新たに特殊海上無線３級の免許を取得して専用の無線機を設置して万全の体制を整えた。今年になってなかなか機会がなかったがやっと今回決行した訳である。「iPad」を購入してインターネットを通じていつでも天気予報の確認を出来るようにして、地図で位置情報を確認したり安全面で考えられることはほとんど準備を終えた。経験豊富なボート屋の親方にも増毛小樽間の海の状態を聞いてみた。けっこう潮流が速い所がある、小樽まで行って天候急変して帰って来れなかった事もある、石狩湾は遠浅で風によって波が立ちやすい、など負の経験ばかり教えてくれる。今の時期は厚田港沖では網が多く入っていて走行には充分な注意が必要など全て聞いておいた。
当日、清水や飲料水予備の燃料、食料を多めに仕入れて出発した。マリーナの職員が心配そうに見送ってくれた。ボート屋の親方も「着いたら必ず電話をしてくれ」とこれまた心配顔で送ってくれた。波高については週間予報で２日間は１mと確認してあるので危機的な波高はないと思うが周りが心配してくれるので緊張して妻と２人で出発したのであった。
ついに念願の増毛から小樽までのクルージングを実行した。海は恐ろしく、エンジンが止まったら即、命に関わる危険が待ち受ける。道路で車が故障して動く事が出来なくなっても降りて安全のための行動を簡単に取る事が出来る。しかし海はそうはいかない。今まで小樽から数隻の船団を組んで増毛に来た人たちが居た。その度に私も行ってみたいと思うようになったが、単独では実行できなかった。いろいろ相談しても小樽まで一緒に行ってくれる船はなかなか見つからなかった。焼尻までは仲間で行って来たが小樽はさらに遠いのだ。行った事のある人に聞いてみると、簡単だよと言う人と危険な潮流があって厳しいという人が居て、私は厳しいと言う人の方を信じるので、なお勇気がわかない。増毛と小樽を地図上で直線で結んだ距離は約85kmくらいであるが実際に走行する距離は120kmくらいになると思われる。ヨットで北海道を一周したり九州や日本をあちこちクルージングをした経験のある人達には、増毛小樽間は「ちょっとカマボコでも買いに行って来るかあ」と言うくらいの距離で話題にものぼらないだろうが、私のような経験不足の者にとっては、間違いなく冒険なのである。
適度に暑い日が続いている。トマトなどの野菜にとっては良い環境なのだろう。昨年の猛暑を予想して新たに仕入れた吸熱シートの出番はまだ無い。暑い事は暑いが寝苦しくて音を上げるような状態はなく、まだ我慢できる程度なのだ。生活する環境としては誠に良い事だが、ふと本州の熱中症対策に苦労している人たちの事を思うと申し訳ない気持ちが働く。ましてや被災地の人々はどれほど苦しんでいる事かと考えてしまう。復旧どころか瓦礫の影響を受けてますます環境が悪化していると聞く。旭川でも旭川近郊でも被災者の移住や避難の家族が増えて来ている。旭川に来て「外で思い切り遊べるのでうれしい」との子どもの言葉は胸に詰まる。次期遅れのサボテンが咲いた。
美瑛のジャガイモ畑の開花について新聞に載ったのでさっそく娘たちを連れて見に行って来た。残念ながらまだ早すぎて一部しか開花していなかったが、久しぶりに目の保養になった。観光客もまだ本番ではなくさほど混んでは居なかった。外気温は25℃前後で風が吹くとさわやかで気持ちがよくのんびりと見学できた。昨年は８月の方が以上に気温が高く夜も寝苦しい日が続いたが、今年の８月の長期予報は平年に戻り、寝苦しい夜は余り無いだろうという。省エネの風潮の中北海道は省エネを助けてくれる気温になりそうで嬉しいニュースだった。本州の方も涼しい気候になればいいのにと強く思う。
美味しいナスの初収穫。昨年より約１週間遅い。相変わらずコクワの葉につく青虫を退治する事から１日が始まっているが、さすが青虫、結構大きいのに見落としてしまう。見事に葉と同じ色でとけ込んでいる。カリンズの実を収穫した。さっそくジャム作りだが、半分は小さな種子を取らないでそのままジャムにしてみた。食べた時の歯触りがどの程度なのか、気にならないかテストしてみる。これからが一番いい時期を迎える。今日の空を見て驚いた。なんと秋の雲が空を覆っていた。いくらなんでも早すぎない？
食料の放射能汚染が全国に広がっている。瓦礫の処理など緊急事態なのに相変わらず平時の法律をそのまま当てはめて各自治体の足を引っ張る。この時期に解散総選挙なんて何を考えているのかと批判していた野党は選挙をすると今なら勝てるかも知れないと管政権の元で選挙をしようと画策しているとか。これでは復旧復興が遅れるのは当然で被災地の人々が可哀想だ。
北海道を歩いて一周している彼は今日は雄冬に宿泊しているのだろう。土砂崩れも復旧されて道路の心配はなくなったが、雨が降り続けているので少し心配だ。
農家では雨が多いのが原因か、虫の発生が以上に多いと聞いた。そういえば家の庭のコクワの木に大きな青虫が発生してピンセットで取り除いているが取っても取っても現れてコクワの葉を食べている。まあ食べたかったら食べてもいいのだが目についたら気になるので駆除している。池に入れるとドジョウやエビが群がって青虫を食べている。今日はナスとピーマンの初収穫。カリンズが真っ赤になった。収穫してジャムを作る時期になった。でも野菜の方は今年は成りが悪い感じがする。気温の上昇が続いて欲しい。
追伸 虫の嫌いな方は写真を見ないで下さい。
例年この時期に昔の「川下り」の仲間が集って海辺で魚釣りをしたり酒宴をしたりしている。今回も日本海の「雄冬」の民宿に泊まってのんびり過ごそうと計画を立てていた。出発直前に民宿から連絡があって大雨のため雄冬への道路が通行止めになったとのこと。ビックリ仰天したが、すぐに同じ日本海の雄冬より北の「鬼鹿」の民宿に変更して出発した。予報は雨。目的地に着くと少し小降りになり雨が上がった。仲間はすぐに宴会を始めたが私は１人で港に行って「マメイカ」釣りをして来た。釣れなかったが気持ちのよい気温で気分が良かった。夜中からまた雨が降り出して朝まで降っていたが、昼近くに雨が上がったので今度は全員で港に行って投げ釣りをして楽しんだ。宿に帰って玄関を入ると、歩いて北海道を廻っている人に会った。夕食時その人と冒険談義に花が咲いておおいに盛り上がった。これから南に行くと言うので増毛の知人を紹介して泊まる場所を確保してあげた。神奈川県から来たというが、大したものだと思う。翌朝、旭川に帰るべく民宿を出発したが、途中彼が歩いているのを目撃。車を止めて再度の健闘を称え手を降って別れた。
今日も庭の草むしり。これでやっと全てが終了したのだが、また一番最初に除草した所から始めることになる。体が弱って来て除草が出来なくなると我が庭は・・・・考えただけで悲しくなる。でもその時はそう遠くない、なんて考えてしまった。古い投げ竿の点検をしたら糸通しの部分が劣化して破損していた。修理をしながら考えた。今の竿は昔の竿と比べると細くて軽くてとても投げやすい。太くて重い竿を知っている昔の人は今の新しい竿を見ると投げ竿とは思えないと思う。釣りの分野でも技術の進歩が確実に進んでいる。
誰かが鉄製のゴミ集積箱と電信柱に衝突したらしく大きく破損していた。車も大きく破損した筈だが周りは奇麗で車の破片一つ落ちていない。どういう事故なのか不思議だ。ゴミ回収車がバックし過ぎて押しつぶした可能性もある。
夜は音楽鑑賞会の例会で「TUKEMEN」という若者３人のアンサンブルを見に行って来た。ヴァイオリンとピアノのユニットで迫力ある演奏を聴かせてくれた。音楽に対する若者の挑戦が新しい音楽を作り出して新鮮に感じた。