旭川から札幌まで約135kmの冬道は地域によって天気の変化が極端に出る。国道12号線では岩見沢・江別間、275号線では浦臼から当別までが天候が悪化する区間。札幌に行くときは天気予報を丁寧に確認してから行く事にしている。若い頃はどうにでもなるという過信があって、天候に関係なく車を運転していた。今考えると「馬鹿」としか言いようのない行動だった。運が良くて吹雪でもなんとか切り抜けて来たが、今は当たり前だが慎重になった。今回も予報を確認して日本海側は荒れると言っていたが内陸なので最悪でも普通の吹雪程度だろうと想像して出発した。滝川までは綺麗な青空の中、真っ白い雪山を眺めながら運転していた。道の駅「鶴沼」を過ぎたあたりから突然雪が降り始めあっという間に吹雪になった。前の車がやっと見えるくらいの車間距離を取って後ろから来る車にも神経を使いながらの運転になった。当別あたりから雪は止み気持ちのよい運転に戻った。帰り用を済ませたら他に何もせず大急ぎで帰る事にした。滝川あたりで雪に見舞われたが危険な状態ではなかった。無事に帰ってきたが、夜のニュースでは、紋別道、道東道で多重事故が起きていた。本当に冬道は怖い。