出発の時、旭川から仙台行きの飛行機はないので新千歳空港から乗ることになる。以前は旭川発の仙台行きはあったのだが2年で廃止になった。旭川から仙台まで飛行機で行く人が少なかったのだろう。まあそんな訳で旭川駅からJRに乗った。岩見沢駅手前で緊急停車。踏切にトラックが入り、遮断機のポールを破壊したらしく安全を確かめるまで暫くお待ちくださいの放送が流れる。空港に着くまで何かトラブルがあるかも入れないと余裕を持って出発したが、本当にトラブルに遭遇した。帰りの新千歳から札幌までのエアポートに乗った時、札幌が近くなって車内の案内放送が流れる。「札幌発旭川行きの列車は9番ホームから18時30分に発車します・・・・」すでに18時30分は過ぎている。乗ることできない列車の案内を丁寧に放送する無神経さは一体何なんだろう。呆れていたが次第に腹が立ってきた。7時発の札幌から旭川行きに乗った。深川駅手前で突然「お客様に重要なお知らせがあります」と車内放送が入った。「これから貴重品だけを持って避難して頂きます。大きな荷物は車内に置いたまま貴重品だけを持って・・・・」列車は走り続けたままなのにどういうこと? 客はざわめきバッグなどの準備を始めた。私はとにかく走っている間は避難できないので深川駅に着いてからの避難と思っていた。それにしても放送の声の調子が淡々としていて緊急性が感じられない。変だなあと思っていろいろ想像していた。「ただいまの放送は誤報でした。」と放送が流れた。それで終わり。誤報の謝罪もなくそれで終わり。客も何事もなかったかのように座っていた。長閑だねえ。不思議な雰囲気だった。