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猛吹雪の後は美しい晴天がやってきた。太陽が強い光を照射してくれる。何回見ても飽きることが無い清々しい景色。カメラを持って出かけようと思ったが、なぜか気がつけば家の周りや道路脇に集められた雪の山を崩して融雪槽に入れて融かす作業を始めていた。写真を撮るより雪山が気になったのだろう。雪山をそのままにしておいたらまた大雪が来たら一時ためておく場所が無くなるので大切な作業だ。家の周りはすっきりしたが、まだゴミステーションの周りが残っている。体力的に今日は終わり。1日のほとんど融雪作業をしていた。お陰で脳が目覚めて平常に戻ったようだ。
久しぶりに暴風雪。市内ならそうでも無いが市外に出ると視界不明の瞬間があって車の運転は恐怖だ。先週は気温の低下で地下水の管がが凍って水が出なくなった。水抜きはしているのだが寒波が続いて凍り付いた。ここ数年無かった現象だ。業者に聞くと私と同じように、水は完全に落としたのに凍ったという修理依頼が多いという。また寒波が来たら水は止めないでチョロチョロ出しっ放しにしなければならないかもしれない。マイナス15℃以下を目安に凍結の対策をしなければならない。何が温暖化だよ。まあそれはそれとして、ここ10日間くらいはのんびりし過ぎた生活をしていた。過去例が無いくらい家の中にいた時間が長い。のんびりし過ぎると脳も眠ってしまって反応が鈍くなるような気がする。新聞を読んでテレビを見てコンピュータに向かって・・・・など最低の情報収集はしていても何かが抜けているような気がしていた。このブログもそのひとつ。1週間ぐらい更新していない。日常の作業から消えていた。のんびり休養することはいいことだと思うが、やはり私は忙しい方がいいのかもしれない。そろそろ2月に入る。月曜日は人間ドッグを受ける。終わったら温泉でも行くか。さあ脳に刺激を与えよう。
今年度初の例会が始まる。写真を持参してみんなで合評しあい写真に関わる多様な感覚。技術を高めるのが目的。各コンテストに応募したり、ギャラリーで個展や合同展を開催したり、写真集を発刊したりそれぞれが活動している。1か月に一度の例会が写真技術を高めるのに役立っている。いよいよ新年度の活動開始。年が明けてから撮した写真を選び数枚の写真を作った。冬の写真だから雪が降って欲しいがさっぱり降らない。除雪もなくて楽だが写真を撮したくなるよな雪が降って欲しいなんて都合の良いことを考えている。まあとにかく穏やかな毎日が続いている。
天気が落ち着いてきたので札幌に出発。母の様子を確認したあと、急に海が見たくなってそのまま石狩新港まで行ってみた。海は穏やかで道路コンディションもいい。そのまま海岸を北上、厚田、浜益、雄冬さらに増毛を通過して旭川まで戻ってきた。約400ｋｍ。コンクリートが見える夏と同じ状態の道路は普通に走り、雪が乗っていたり凍っている部分はゆっくり慎重に走る。時々車を止めては写真に納めて冬とは思えない景色を眺める。海は久しぶりの私を優しく迎えてくれた。雄冬の名所の滝は凍っていてこれがまた素晴らしかった。それにしてもよく走ったものだ。
北海道が初めてという東京からのお客様、旭岳のロープウエイに乗りたいという。日本海を中心に天候が大荒れの状態で予報が気になっていた。昨日、雪も降らず風も弱いとの予報を見て行ってみた。何と雲がほとんどない快晴。ロープウエイからの眺めも絶景。外国人のスキー客で賑わっていてロープウエーはほぼ満員。何もかも絶好のコンディションで最高の一日だった。私も夏しか来たことが無かったので素晴らしい冬景色に出会って大満足。下りはほとんどスキーやスノーボードで滑って下るのでロープウエーに乗ったのは僅か6人の貸し切り状態だった。もちろんお客様は大喜び。久しぶりにすかっとした一日だった。よかったよかった。
阿部さんとトランプさんは似ているなあとつくずく思う。自分の意見に賛同しない人たちには耳を貸さない。むしろ排除する。自分の意見に反論するとただひたすら相手を攻撃する。自分の意見に賛同しないメディアを排除する。見事に一致する。しかもそれでもなお支持率は半数以上ある。アメリカ人と日本人も奇妙に似ている。わずかなつぶやきで大企業がひれ伏す。2017年は未だかつてない弱肉強食の時代になるだろう。過去に、民主主義と言われる社会で、これほど弱者を排除しようとした時代があったのだろうか。これが民主主義というのならこんな民主主義はいらない。
年が明けてまだ本格的な除雪をする機会が無い。それはそれで幸せなことだ。写真のグループの総会が終わり、新年会も終わって、囲碁愛好会の打ち初めも終わった。写真雑誌のコンテストの応募も終わって応募期限を気にすることも無くなった。何となく新年が始まった気分になって来た。そう思っていたら昔からの思い出が多い友人の訃報が届いた。慌ててその家にお邪魔して静かな穏やかな寝顔と対面した。悲しいのは当たり前だがとても穏やかな気持ちになった。明日はお通夜・・・・・・。
年が明けて1週間まだ穏やかな日が続いている。除雪もなくのんびり過ごしている。のんびりすぎて予定を忘れそうになって妻に言われて気づく。テレビで囲碁を見たりコンピュータの写真データを整理したり、健康にはあまり良くない姿勢でいると腰に来る。夕方は夕焼けが空を染めて、カメラを持って出かけたくなる雰囲気。今年は2日の年賀状配達が無かったので寂しかったというコラムが載っていたが、私は郵便配達の人を考えたら良かったと思った。昔のようにデパートも大型店など1日は休むべきだと思う。あくせく働いて過酷な勤務を強いて幸せが来るわけが無い。経済優先ばかりが叫ばれて全部労働者にしわ寄せが行く。どうしてお客が偉くて生産する方、売る方がぺこぺこするのかどう考えてもおかしい。消費者も労働者だろ。自分が両方の立場に関わるわけだからおかしいと気づく筈なのに。「お客をなんだと思っているんだ」と怒鳴り散らす。「買って欲しい」と思うのを逆の立場で「売ってくれ」と両方五分五分の立場の筈だと思うのだが。品不足になって売ってくれと言っても「駄目」と言われたら困るだろ。また正月早々愚痴ってしまった。あまりにも労働者が軽んじられているので本当に不幸だ。アメリカでも虐げられている労働者が虐げる立場のトランプを支持するのだから世界的な傾向なのだろう。寂しいねえ。嵐の前の静けさを感じる。
年が明けてから穏やかな日が続いている。元日はお雑煮を食べて年賀状を見てのんびり過ごす。雪はさらっと除雪が必要ないほどしか降らない。2日は知人のうちに皆で押しかけて自作ラーメンをご馳走になって、孫の要望に応えて「双六」や「UNO」というゲームをして過ごした。3日はまだ読み終えていない新聞を読む。読み応えがあってほとんど一日かかった。そして今日は鍼灸院にて体をほぐして、孫と遊ぶ。今までで一番のんびりした静かな正月になった。いよいよ今日から行動範囲を広げて動き始める。2017年の始まり。今年もよろしくです。