野宿

春

室内の隅っこで花が咲いていた。特に忙しかったわけではないのだけれど気がつかなかった。冬は水やりも１週間か10日に一度しか与えないのでうっかり見過ごしてしまった。冬でも今まではもっと丁寧に花鉢を点検して花の様子を観察していたはずなのにうっかりしてしまった。特にカトレアは鮮やかな色ですぐ気付くはずなのに。突然の花に気分が高揚してじっと見つめたままだった。はっと我に返ってみなさんに見てもらうための写真を撮った。外はまだ雪景色。室内は春の訪れ。いいなあ。

困った

長年お世話になっていた漢方薬の先生が体調を崩して休院する旨の連絡が入った。３０年くらい前に突然原因不明の咳に悩まされて病院通いをしたが改善せず、知人の勧めで漢方薬を試したらそれが効いて治った。でもその漢方薬のお店は保険が利かないので高額になって経済的に続かなくて治ってきたので止めたら咳が復活して、また悩むことになった。そんな時に東京の漢方の先生に縁があってお世話になることになった。そこは病院なので医療保険がきくので本当に助かった。それ以来２０年近くお世話になっていた。その先生が・・・・。ショックだった。私の症状は現在治っているのだが煎じ薬がなくなったので、また復活するかもしれないしこのままもう治っているのかもわからない。咳が復活したらどうしよう。今は副作用が少ない喘息の吸入薬があるのでそれでいいのかもしれないが、今まで長きにわたってお世話になった漢方薬が恋しい（？）

旭川は

毎日のように雪の予報が発表されているが、降るには降るが降ったうちには入らないくらいの雪だ。反面、車で遠くへは行きたくないくらいにあちこちで局部的な大雪が続いている。旭川は本当に北海道でも特に過ごしやすい地域になっている。旭川は今でも公式に1902年のマイナス41℃の最低気温の記録を持っている。実際はその後41℃をわずかに超えた町があるが公式には41℃が日本最低気温とされている。私が子どもの頃はマイナス３０℃以下が数度あって学校が休みになった。今ではマイナス20℃以下になる日が珍しくなっている。2月を過ぎると春の雰囲気が出てきて気分は春。あと３週間、今季も楽な冬になりそうだ。札幌に続いて旭川も明日から「冬祭り」が始まる。

ゼロ金利

日本中・世界中が大きすぎる難題を迎えて何があっても驚かない状況が続いている。そのひとつ、日本では日銀の金融緩和が始まってから止めるに止められない状態が続いている。出口の見えない博打のような運営が２年過ぎても先が見えていない。デフレ脱却も先送りが続く。そして最後の博打が始まった。ゼロ金利。銀行が企業等に融資できなければ一般の我々にもゼロ金利を求めてくるだろう。銀行にお金を預けると今は利子がほんのわずかであるがついてくる。それが一変して逆に銀行に手数料を払う事態になる。すでにゼロ金利を始めている欧州の一部はそうなっている。日銀はできることは何でもやるというが、儲かるのは国債の金利が下がって支払う利息が少なくなる政府だけで我々は泣きっ面に蜂。圧倒的多数の貧乏人がさらに苦しい生活を強いられる。それでも政府の支持率が上がっているというのだから、日本人は本当にお人好しか無知か。やっぱり思考停止なんだろうな。愚痴を言いたくなる話題が多すぎる。今日は節分。鬼が笑っていた。