野宿

増毛

海を見たくなって増毛に行ってきた。ボートの雪囲いのシートの補強が表向きの理由だが、海を見たくなったのが本当の理由だ。１２日にシート張りに行ったのだが、増毛はその後、全国ニュースになるくらいの強風が吹いてシートが剥がされる可能性もあったのでとにかく行ってきた。海は静かで波ひとつない優しい表情で迎えてくれた。親方の家は海岸から道路一本隔てたところにあって海岸には防波堤があるのだが、強風でその防波堤を波が乗り越えて道路が水浸しになることがあるけれど、今回は防波堤を超えるだけでなく親方の家まで波が飛んできてガラスが割れるかと心配したと言っていた。家全体が揺れたとも言っていたから相当な風波だったのだ。それだけの風にもかかわらず私のボートのシートは無傷であった。それでも念のためさらに太いロープで縛って完了。昔ながらの串団子を手土産に増毛駅前のラーメン店「海栄」で塩ラーメンを食べる。心から幸せになって欲しいと願う若夫婦が作るラーメンは質素だがスープが美味しい。少し世間話をして「ご馳走さんと」言って帰ろうとすると、ちょっと待ってくださいという。「今朝とれた新鮮なイシモチカレイです。食べてください」といって捌いたばかりの魚を頂いた。人情にあつい増毛の漁師ともうまくいっているのだなあと安心する。お二人の笑顔が一段と輝いていた。

雨のような結露

朝庭に出てみると畑の土がカチカチに凍っていた。気温が低いのに太陽がキラキラ輝いて気持ちが良い。車庫に入って驚いた。天井のあちこちから水がポタポタ落ちている。雨漏りかと思ったがそうではなく、屋根の鉄板が冷えているところへ太陽の熱で急激に温められて結露ができて水滴となって落ちてくる。車庫内の照明用のスイッチを入れると電気がつかない。家に戻ってみると室内の電気もつかない。停電かと思ったが２階は異常なし。１階の回路だけがブレーカーが落ちている。いろいろ試行錯誤を繰り返してどうやら車庫のスイッチの部分がショートしているらしい。結露でできた水が、電気の線が入った管の中を通って悪さをしているらしい。こんな現象は初めてで古くなってくると予想外の問題が出てくるようになる。気をつけなくてはならない。これは私の技術では無理で電気屋さんに頼むしかない。大きな作業場も兼ねた車庫なので電気の配線も複雑でその分トラブルも多いということか。

種まき

沖縄に行ったときに美術館の庭に咲いていた花について職員に聞いてみた。彼女は親切に教えてくれて、花が終わって種子になっていた一部を貰ってしまった。旅行中ですからと断ったのだがあまりに親切だったので貰ってしまったと言うのが本当である。今日、部屋の中なら沖縄と同じだと考えて種子を植えてみた。本当に芽が出て大きく成長したらどうしよう。どの部屋を見ても一杯で置くところがない。などと心配しながら植えてしまった。名前はどうしても思い出せない。たしか「かんばい」と言っていたような記憶があるのだが調べてみると「寒梅」がでてきて私が見た植物と明らかに違うのだ。すぐメモをしておけば良かったと思ったがすでに遅し。

氷模様

旭川市の郊外にある「雨紛」にお米を買いに行ってきた。新米つきたての美味しいお米。刈り入れが終わった田んぼに水たまりが出来ていて、その水たまりが凍っていた。美しい文様に見えた。道路の水たまりも薄氷が張っていて、長靴で割りながら通った子どもの頃を思い出した。

雪が融けた

相変わらず時間の経過が早い。太陽が出ると気持ちが良くて庭に出て何かしてしまう。もう冬越しの支度は済んでいるのに何か残っていることが無いか探すのだ。外はとても気持ちが良くて太陽さまさまです。一度片付けた干しもの掛けを取り出して冬でも外で洗濯物を干す事が出来るようにしたりムロの保温を強化したりと動き回る。太陽が雲に隠れると急に寒く感じるので家に入ってコーヒーを飲む。日向と日陰を行ったり来たりして体温調節するトカゲと同じだ。原因が分からないが最近コンピュータの調子が悪く原因究明に時間がかかってブログどころでは無くなった。今日は何とか動いている。ソフトのバージョンアップに関係しているのかなあ。昨日は雨が降って雪がほとんど融けてしまった。

データベース化

似たような気候が続いて雪が少しずつ融けていく。やはりまだ根雪にはなりそうも無い。幹線道路は完全に夏タイヤでもいい状態になっている。ただ気温はさほど上がらないので庭や道ばたの雪は融けては居ない。とても穏やかな気候が続いている。博物館に行って写真の複写をしてきた。やはり一人よりは3人の方が確実に作業が進む。我がフォト集団「北限」が過去に寄贈した膨大な数の写真をデータベース化するために行っている。過去の写真をみると旭川の移り変わりが明確で懐かしい。まとめてみると貴重な記録として歴史的に価値あるものと再確認した。

朝の光

雪が降った後の晴天はとても美しい。外に出て深呼吸をすると空気が美味しく感じる。まだ気温はそれ程低くないのでとても心地よい。吹雪と晴天の強烈な対照的な天候の変化が心を活性化させる。沖縄の知事選が終わって彼らが分析していた通りになった。おめでとう。これから各地域の首長選があとこちで行われる。などと考えていたら衆議院選挙が行われるらしい。今なら自民党が間違いなく勝つと自信たっぷりに解散をする。ここまでなめられている我々は情けないとしか言いようが無い。無関心・無思考が蔓延している現状ではなめられても仕方が無いが本当にいいのだろうか。一部の勝者のために多数の弱者が犠牲になる世の中って想像できる？私は嫌だなあ。みんな自分の意思で投票すればいいのだが。投票率80％以上の結果ならどういう方向になろうが日本人が選んだ道だと納得できる。それなら私もすっきりする。

積雪

雪が降るという予報を疑っていたわけでは無いのだが積雪と言っても少しだろうと勝手に思っていたらとんでもない２６ｃｍも降った。湿った重い雪の除雪は時間がかかる。孫は喜んで雪だるまを作り始めたが融雪槽を使って融かさなければならないくらいの量なので孫と遊ぶ余裕は無い。除雪機の出動まではいかないがついに除雪の時期がやってきたかと覚悟を決めた。除雪が終わってから常磐公園に行って写真を写してきた。幹線道路の雪はシャーベット状になっていた。あちこちで接触事故が起きていた。早く雪道の運転に慣れましょう。

応援

札幌に行ってサッカーを見に行ってきた。大幅に若手に変わった今年度のコンサドーレの試合ぶりを見たかったのです。前半は呆れるほどプロらしくない試合運びでがっかりした。選手が何をしたいのか分かっていないようで、ただボールを回しているだけ。シュートチャンスもシュートせず横パス。自分が決めるという気持ちが無い。後半になってやっと選手の気持ちが攻撃的になって、面白くなった。J2だから技術的にはまだまだ未熟なのは仕方が無いがせめて気持ちだけはがむしゃらにゴールに向かって欲しいと思った。今までも同じ状態が続いて改善されないので選手の特質かなあと思う。相手は今年度は調子が悪くコンサドーレよりずっと下位に居る。そんな下位のチームにこんな試合では情けない。勝ち負けでは無く闘う意識の問題だ。今季はもう終わりに近いというのに未だに前半のような試合をするのならもう見に行きたくない。

闘争

沖縄本島の北部、高江村にて強制執行を止めるべく24時間体制のゲート前阻止行動を展開している村民の人達の話を聞いた。彼らの闘いの実態を記録した「標的の村」という実録短編映画を見たと言ったら感謝された。こちらが何か差し入れをすべきなのに彼らからミカンを頂いて申し訳なかったが、応援に来てくれるだけで大きな力になると言われたて遠慮無く頂いた。話を聞いて彼らの意志の強さに圧倒され、自分のいい加減さを痛感した。美しい珊瑚礁に囲まれた島で日本の運命を決めるかも知れない瞬間が近づいている。次から次と応援に駆けつける人達の中で若者が結構多いことに気づいた。しかも圧倒的に女性が多い。頼もしい限りだがこんなところでも男性が負けている。日本の未来は女性にかかっていると言うのは本当かも知れない。