少し強い風が吹くと落ち葉が乱れ飛ぶ。さらさらと落ちる感傷的な秋では無く過酷な冬を連想させる秋になる。寛容さを失った日本人が減ってきてヒステリックに弱者を攻撃する日本人が増えてきているように感じ入る。「ブログ炎上」などはその最たるもので単なる鬱憤ばらしに感じる。ゆっくりと目立たぬように危険な雰囲気が増幅している。大量の雨により流れて集まって来た過去最大の放射能量が観測されても新聞は小さな記事でたいしたことでは無い雰囲気が出来ている。エボラ出血熱も危険だが放射能の方が圧倒的に危険なのに素知らぬふり。まさに「フラスコの中のカエル」のような状態だ。そんなこと考えていたら、北海道新聞に【人類の有限性踏まえ「3.11後」の未来構想】加藤典洋 氏のコラムが掲載された。読んで本当にその通りだと思った。人間も冬の時代に突入か。
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