増毛に行ってボートの雪囲いを撤去する機会を待っていた。留萌・増毛地方は雪や雨の日が続いて晴れの予報が出たと思ったら風が強くて作業日和にはなかなかならなかった。今日は朝から晴れで午後も曇りの予報で風もあまり強くなくいい日の予報が出た。しかも夜中から雪に変わり明日も明後日も雪や雨が続くらしい。来週に なるとボートの移動が始まる。今日を逃すと雨や雪の中の作業になりそうなので決行した。深川から留萌までの高規格道路が3月に延長されたので留萌周りでド ライブ。時間も短縮されてこれからは多く使うコースになりそうだ。気温は9℃まで上がってホカホカ陽気の中で気持ちよく作業が出来た。作業が終わる頃、親方が突然現れて談笑しながら作業を終えた。親方の敷地に今は使用していない一軒家があって「誰か無料でもいいから使ってくれないかなあ」を呟く。壊すにも 金がかかるし使ってくれた方がいいのだがという。話のついでに家の中を覗いてみた。暫く使っていないのでそのままでは使えないほど荒れている。中に入ると 小川のせせらぎのような音が聞こえる。「親方、裏に川でもあるの?」「ないよ」「水の音が聞こえるよ」「そんな筈は無いが」とよく見ると水道の管から水が出ているのだ。流しの床には氷が張っていてその上に水が溢れている。「水道は止めてある筈だが」とすぐ水道局に電話する。「中を覗いてよかったなあ。」水 道も電気も止めてある筈の空き家なので点検する筈も無く誰かが中に入る筈もなく私が冷やかし気味に覗いて水漏れを発見した訳で、何だか妙な気持ちになっ た。水道局とどんな話になるやら。やれやれ。
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