1987年国鉄分割民営化が決まったとき国労組合員を中心に7628人がJR不採用になって裁判闘争になった。歴史に残る大きな出来事で不採用になった組合員たちの不当な扱いが問題になった。長い戦いが2010年最高裁で和解が成立した。JRは政府の雇用要請を拒否したので組合員は和解金のみの支払いで我慢せざるを得なかった。24年前のことで記憶も薄れてきていたが今日の北海道新聞に載っていた記事を見て記憶が鮮明に蘇ってきた。労働者の権利との闘いで業種は違うが人ごととは思えなく推移を見守っていた時代だった。記事の内容は、「元国労闘争団員が10人で和解金の一部を出し合って老人ホームを設立4月1日から営業を開始する」という内容だ。「自分たちが闘ってきた証が欲しかった」というのが設立した目的だ。場所は旭川の高台。24年過ぎた今なお彼らの不屈の信念が感じられて感慨深かった。
今日は少し風が冷たく感じたが青空が綺麗で気持ちよかった。孫を連れて眼鏡屋さんに行ってきた。いいえ孫の眼鏡ではありませんよ。妻のです。