放射能汚染、過去の例を見てもその恐怖は大変なものだ。恐ろしい地震などの災害で悲しい思いをしても、未来に向かって復旧しようとする人が多く現れて時間がかかっても確実に復旧が進められて行く。しかし、この放射能だけはどうにもならない。長期間において人間は住めない。近づくことも出来ないので復旧しようがないのだ。今は、人が住めなくなる範囲を出来るだけ狭めようと必死になって現場の作業員は働いている。その命をかけて作業している人たちに、非常食と毛布で雑魚寝させていた管理者は絶対に許せない。東電の社長は入院中とか。仮病で逃げているとしか考えられない。各国からその道のプロが援助のためにやって来た。有り難い事だ。東電に任せていたらどうなるか信用できない。今は外国のプロ集団に力を貸してもらって早くこの危険な状態を回避して、放射能汚染の範囲を最小限に留めてもらいたいと願っている。風評被害というけれど、本当に風評なのか事実として危険なのか判断できない。テレビに出て来る解説者や専門家とやらが異口同音に安全だ安全だと唱える。揃って同じことを言われるとかえって信用できない。本当に安全かは、その安全だと言っている人の家族の動向を調べたらわかる。家族だけは避難させているかもしれない、テレビで安全だと言っておきながら自分の家族にはペットボトルの水を飲ませ、野菜を食べるなと言っているかもしれない。事実そのような事が起きていると聞いた。幼児を抱えた家族の心配は消えない。
家の庭にフクジュソウが顔を出した。池の蓋をとると金魚が悠然と泳いでいた。毎年の同じ春の光景だが、ひとつ違うことが起きていた。金魚が1匹死んでいたのだ。悲しかった。