フワフワとした軽い雪が降った。除雪も張り合いがないくらい簡単に終わってしまう。定期的に送って来る旅行会社からのツアーの案内。世界中の、日本中の旅行案内が賑やかに、魅力的に迫って来る。魅力があっても、4000mの高地では高山病は大丈夫だろうか、歩く距離はどの程度だろうか。どうしても選択の方法が消去法になっていく。世界一高い山を見てみたい、世界一規模が大きい滝を見てみたい、などの希望は体力的に無理だろう、などと考えているうちにパンフレットはゴミになっていく。オリンピックの雑誌に載っていたカメラ、23000円。この頃の私の給料は手取りが20000円程度だったと思う。初めて車を手に入れたのが、その5年後。確か中古で30万円だったと思う。次から次へと懐かしい思い出が吹き出して来る。歳を取ったと言うことか。
2階の植物園ではシンビジュームが順調に伸びている。日照時間が春を知らせているのだろう。シンビジュームとミニコチョウラン、先に花が咲くのはどっちだ。
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