今日の北海道新聞の第一面の見出し「道内農家泣く」小麦は減収必至、水稲不稔の恐れ。やっぱりなあ、と溜め息が出る。ずっと天候不順の事ばかり書いて来たような気がする。道新の記事によると、畑に水が溜まって刈取り機械が入れないので、秋まき小麦の収穫が出来ないのだそうだ。その内に茎が倒れる。麦が茎ごと倒れると、穂から小さな芽や根が伸びる。実が雨の水分を吸収して穂の中で発芽する「穂発芽」と呼ばれる現象が起き、商品価値が落ちて飼料にしかならないとの事。7月の日照量は27日現在で旭川は平年の半分、降水量は平年の約3倍。「約40年農業をやっているがここまで雨がやまず被害が出るのは初めて」と言う農家の談話が載っていた。この不況に天候まで追い打ちをかけている。8月の予報は「日照時間は少なく降水量は多い見込み」とも書いてあった。農家の打撃は間違いない。そんな事を考えながら、家の周りの草取りをした。うちのキイチゴがやっと赤くなり始めた。買い物に行く途中、旭山動物園のイラストが描かれたゴミ回収車に出会った。
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