3月はじめに友人から貰って来た俗称「ハカラメ」。「セイロンベンケイソウ」が大きくなった。もう葉から小さな芽がぱらぱらと落ちる。もう植え替えをしないと、と考えて、はっと気づいた。これは大変だ。際限なく増える。家は狭くて冬に管理できる植物の量には限界がある。ブドウやコクワ。ラン各種は貰ってくれる人が居るので、夏にどんどん増やして、秋に貰ってくれる人に配る。冬は、2階の、今は空いている子どもたちの部屋が植物の部屋になる。だから限界があるのだ。ハカラメ。困った。貰ってくれる人が居るだろうか。野菜の間引きも、捨てるのが可哀想で理屈をつけては間引きせず、大きな立派な野菜を作った事が無い。「ハカラメ」この生命力の強さはどうしたものか。目をつぶって処分できるか、それが大問題だ。友人に返そうか。いや、彼もまたあの時、何とか言いながら増え過ぎて困ったので私にくれたのだろう。きっとそうだ。いや間違いない。秋までに貰ってくれる人を捜さなきゃ。自分の運命も知らずに、この「ハカラメ」は、また芽を3つバラまいた。
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