理性が欠如した人間が増えて来ている。自分だけが災難に遭わなければいい、自分より弱いものを徹底して攻撃する。外交問題もすべて相手を脅迫して解決しようとする。いじめの構図が世界中に蔓延し始めた。弱いものはこの世から消えて行けと公然と言ってのける。過去にそういう人は居たけれど少数派だった。でも今は権力を持った国のリーダーになっている。アメリカだけではない。あちこちの国のリーダーがそうだ。日本も例外ではない。なんでこんな世界になってしまったのか。過去の歴史を辿ってみるとその要因が見える。もし自分が排除される側の人間だったらと考えると恐ろしくなる。若い人が可哀想でならない。
昨日NHKテレビで「エスカレーターの乗り方」について問題提起があった。あの馬鹿げた一列乗りについての問題提起だ。何を今更と思ったが、この悪習を断ち切るためにもっともっと放映して欲しいと思った。東京に行くたびに、私はひとり右側に立って乗っているが、そんな人がもっともっと増えて欲しいと思った。
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