ら抜き言葉を使う人が半数を超えたという新聞記事を見た。ことばの乱れを嘆く時の象徴的な「ら抜き言葉」。以前にも書いたが私は小さい頃からら抜き言葉を使っている。「明日学校に来れるかい?」という。「明日学校に来られるかい?」なんて言ったことがない。これを言葉の乱れと言うことに腹立たしい思いをしていた。私の知る限りではら抜き言葉は「方言なのだ」なぜ何年も反論が出ないのだろうと思っていた。方言の研究している学者は少なくても北海道の言葉を研究していれば、必ず突き当たる話し言葉の筈なのに・・・・。それでも自分からは反論せずに、まあ公の場でわざわざ意見を述べるまでもないとも思っていた。ところが今日の北海道新聞の読者の欄に載った。62歳の男性「ら抜き言葉は誤用ではない」82歳の男性「ら抜き 檜山では昔から」という見出しで意見を述べていた。やっぱりそうだろう。檜山だけではないよ。私が居た「赤平」も「旭川」もら抜き言葉だよ。この件に関しては自分では何も行動していないけれど、このお二人さんには敬意を表しよう。
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