ここ10日くらいの新聞やテレビは見応えがあった。取材に当たった記者やディレクターたちに敬意を表します。私が現地で見てきた映像と重なって自分の体験と融合させながら見ていた。それにしても現地の人の復興の方向と政府の復興の考え方がまったく違うと感じているのが私だけではないと再確認できた。400kmの防潮堤をつくる予算を地元の人たちの生活基盤に当てるべきだと強く思う。特に原発事故で住む場所を追われた人たちへの保証を来年再来年で終了させるという決定はすぐ撤回してほしい。生活基盤を危険な地域に戻す避難解除の指定は脅迫だと思う。戻らなければ自主避難扱うになるそうだ。だから保証はなしという理屈だ。今年は避難区域に行ってくる。どうしてもこの目で現状を見てきたい。もちろん妻はおいていく。私一人の単独行動だ。