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今日は気持ちの良い穏やかな日。朝からお客様を迎えに東川に行ってきた。遠くから来て東川に泊まっている。路面が昨日と同じつるつるで滑って危険な道路状況だった。案の定、車が雪山に乗り上げていた。スリップしてハンドル操作ができなかったのだろう。このような道路状況ではスピードを緩める以外に事故を防ぐ方法がない。スリップしてからでは遅いのだ。山には雪があるのでお客様はたっぷりと雪遊びができるだろう。今日は最低でもマイナス7℃程度なので寒さに負けず楽しめる気温だ。よかったよかった。夕方は孫とクリスマスのプレゼントを買いに出かけた。そうそう昨日は書道展を見に行ってきた。というより写真を撮しに行ってきたという方が正しい。書道の作品が壁に展示してあるのではなくて、見に来た人の前で書を書き上げていく「書道パフォーマンス」。面白いことを考えるものだ。
今日も気持ちの良い青空が見えた。雪もどんどん融けて積雪が9cmまで減った。あちこちで凍った路面や玄関前のツルツル凍った場所の雪割りをしていた。これは春の風物詩の筈だが、12月には珍しい。日常の生活にはとてもいいことだがついに明日から天候は崩れる予想が出た。最低気温がマイナス7℃の予報だが午後から雨になるという。気温の差が激しいのだ。さてテニスの試合だが団体戦なのでベンチでの応援もなかなか見られない光景だ。世界トップクラスの錦織さん、マリア・シャラポア、セレナ・ウイリアムズ、錦織さんと激闘を演じたミロシュ・ラオニッチ、トマーシュ・ベルディヒなど名だたる選手が参加している。面白い試合を企画するものだ。普通のテニスとは全く違う面白さがあった。
テニスの試合は午後4時からなのでそれまでの間、神戸で撮影場所を調べる。私は高いところが好きなのでまず「神戸ポートタワー」に登る。最上階の回転式レストランでコーヒーを飲みながら高所からの景観を楽しんでいたら、ふっと組写真のアイディアが浮かんできた。タイトルは「神戸の記憶」。早速、ビーナステラスに行く。有名な(私は知らなかったけれど)「愛の鍵モニュメント」二人の愛に鍵をかけるんだって。たくさんぶら下がっていたよ。誰か若い二人がいないかと期待したが誰もいない。愛とは関係がないような人がいたので聞いてみると夜に来るそうで昼はあまり人はこないのだという。愛に関係するような若者がいないと私のアイディアは成り立たない。しかもその日は水曜日だ。がっかりして帰ろうと思ったら帰りのバスがない。モニュメントの近くには土日しかバスが運行していないのだ。仕方なく長い長いくだり道を下りて下にあるバス停まで歩く。山道のような急斜面で階段ばかり。何しに来たのやら。それでも意地の3枚組写真を作ってきたぞ。
神戸でテニスの試合があるので見に行ってきた。コカコーラ主催のちょっと変わったルールに基づく団体戦。錦織さんも出る。妻が用事があって一人旅となった。仕事以外の一人旅は若いとき以外はほとんど記憶がない。身軽なので行動範囲も自由で撮影旅行のつもりで行くことにした。試合の会場は神戸なのだが撮影場所として大阪の人が多く集まる場所を選んだ。道頓堀。ニュースでよく耳にするが行ったことはない。宗右衛門町などは歌にも出てくる。東京の「アメ横」に続く大阪の「道頓堀川界隈」被写体としてとても興味がある。道頓堀川に映るネオンが鮮やかでその賑わいは想像を超えていた。例のグリコの大きな看板の前で観光客が看板の真似をして記念撮影に興じる。歩き過ぎて足の裏が痛くなった。
今、帰りのフェリーの中。名古屋から」仙台に寄港して客を待っているところ。今回の旅行は運に恵まれて猛烈な台風の中、私の行くところは台風の影響がほとんどなかった。台風19号が過ぎたところで20号の直撃を受ける予報であったが名古屋へはフェリーの方が着いた。翌日は台風の進路に向かって移動して、台風より一足早く奈良県の北部のホテルに着いた。その夜に台風が通過した。テレビでは和歌山県、三重県、奈良県の南部の被害が映し出されていた。夜中に「台風の風」ってどの程度なのかホテルの玄関から外を眺めた。車は走っているし見た感じも大したことはなさそうなので外に出てみた。時折、体をもっていかれるような風の塊が強い圧力で吹き荒れるが長くは続かず恐怖感はない。部屋に戻ってテレビを見ると私がいる奈良県の北部以外は周りの地域は大きな被害が出ている。翌日は台風の速さが増してアッという間に去っていった。そして雲一つない快晴が三日間続いた。