誰も人道支援を否定はしていないのに、発言の仕方や内容を問うと、人道支援をしてはいけないのかと論点をすり替える。償いをさせるなど過激な発言に終始して憎悪の連鎖を増長させようとする。反論するとイスラム国を批判してはいけないのかとまた論点をすり替える。ニューヨークタイムズ紙は「報復の誓いなど西側では普通だが日本では異例だ」と言っている。さらに米オンライン誌スレートは」「日本の指導者としては稀な発言だが、平和主義の外交方針を放棄しようとする安部氏の取り組みを考えれば違和感はない」と指摘している。私はこの指摘は正しいと思うのだが我が日本のメディは大きく報じていない。多くのメディアは権力に弱腰だ。ニューヨークタイムズ紙は「平和主義を長く続けてきた日本にとって今回の事件は分岐点になるかもしれないと感じ始めている」ともコメントしている。外国の目は間違いなく日本の平和外交の変化を感じている。イスラム国が日本の見方を変えたであろうことは容易に想像できる。イスラム国は全滅させるべき非道な輩だとは思うが、日本に対して今まで友好的であった国々の目が、世界の目が変わることが恐ろしい。また飛行機雲を見た。
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