写真集団「北限」の新しい年度が始まった。今年から例会の会場が変更になり会員のギャラリーで行うことになった。広くて新しい感覚で合評会をして新鮮だったが、私には畳の部屋が合っている感じがした。フランスで始まった風刺画の波紋が大きく広がっているが、表現の自由にも節度があると思う。キリストやマリア様の風刺画を描いたらどうなるだろう。天皇陛下の風刺画を描いたらどういう波紋が広がるだろう。フランスの風刺画を描いた作者はそのことをどう考えているのだろう。イスラムの人が怒るのは当然と思う。風刺は権力に向かって強いものに向かって風刺するのが作者の真骨頂だろう。どう考えても節度がない。表現の自由は守られるべきだが人間としての節度との兼ね合いを十分に考慮すべきと考える。
コメント