早い早い。時間が新幹線のように過ぎていく。北海道新幹線の5年間前倒しの話題が賑やかだ。経済効果は何千億円だの雇用が増えるだのいことばかり言っていて浮かれているが、新幹線が通ると通過途中の小さな町はますます寂れていって過疎化が急速に進む。潤うのは大きな市ばかり。その一方で限界集落の危機が取りざたされる。全くの矛盾。地元を大切にするのなら新幹線はいらないはずだ。周辺の市町村が反対しないのが不思議でしょうがない。若者が地元から出て行く理由を考えたらすぐわかるのでそのための対策を考えたらいいのだが自治体の長にはその考えがない。新幹線が通ったことでどうなったか。全国を見渡してみれば問題点が浮かび上がり反省すべき点がすぐに見つかるのに学習能力が欠如しているから同じことを繰り返す。小さな町は消えていっていいと考えているのだろう。私は北海道に新幹線は必要無いと思う。
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