4月から消費税が上がるのでその前に買物をしておいた方がいいと言う訳で上がる前に先買いするニュースが流れている。そのように考えるのは高額な物品を買う場合の話だと思うのだがテレビなどの報道を見ているとそうでもないらしい。「本当はまだ必要がないのだけれど上がる前に1480円の服を買っちゃった。」このレベルも含めて3月中に買ってしまう気持ちが働くらしい。1480円の3%は44円だよ。44円得をするために1480円の無駄使いをするわけ?上がる事が決まった以上は暫くは本当に必要なものだけ買うなどの節約が大切だと思うのだがどうなのだろう。本当に厳しいのは生活必需品で特に食物だけは食べないで我慢は出来ないからそちらは節約にも限界がある。でも食べ物は買いだめをしておくのが難しい。我慢すれば我慢できるのに簡単に買う事が出来る人は3%の値上がりなどたいした事はないだろうに。「安い特売品を求めてガソリン代をかけて買物に行く」計算してみたら安売り以上にお金がかかっていた、などと言う話はあちこちで聞く。「もう古いからこのチャンスに新しい冷蔵庫を買うか、と考えている。10万円の冷蔵庫。古いのは電気代も多くかかるし買うチャンスだね。」10万円の3%は3000円です。3000円安いからと10万円の出費をするの?まだ買わない方が出費は少ないでしょ。今買えば3万円安く買えるからと言って100万円の車を買う?消費税が上がらないうちにと買物を考えている人は、もう一度本当に買った方がいいのか考えてみたら?「今買うとお得」の言葉に騙されないで。余計なお世話だって?その通りです。
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