危機感の欠如とは恐ろしいものだ。後悔してもしきれない結果に絶句する。あれだけ危険情報が出されて警戒を呼びかけたのに対応遅れで大惨事になった。火山灰が堆積された地域でも多量の雨による大惨事は過去に日本であったのだから、大島の人たちも過去の情報を再確認して危機感を持つべきだったのではないかと思うのです。「尋常ではない多量の雨が降っている」という情報は気象庁や東京都から伝わっていたらしいのでとにかく避難をしておくべきだったと思う。想定外ではなく火山灰特有の地層においてはこのようになる可能性があると想定できる筈だったのに。過去の教訓を生かすと言う基本的な事が出来ていないのは自治体の長の責任は重いと思う。あまりにも悲惨な情景に絶句。さらに福島原発の対応もやっぱりという結果になっている。側溝に溢れた汚染水を放射能が基準値内と確かめた上で海に放出したという。不思議な事に新聞もテレビも基準値以内の汚染水とはいうけれど、その基準値がいくらなのか数値は公表していない。危機感があればどこかのメディアが「基準値を数値で報道する」筈なのだが。みんな敢えて隠している雰囲気だ。多分、緊急措置として平常よりも基準値を上げている筈だ。台風の到来がチャンスとばかりに海にどんどん流していくのだろう。今は日本では自浄能力がないので外国からの大きな避難が頼りという情けない状況が続いている。
庭のコクワが寂しそう。ゴーヤもトマトもナスも野菜はもう終わっているのにピーマンだけがまだ青々として元気だ。また雪虫が舞っていた。
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