今日の新聞に、幻のリンゴ「旭」の情報が掲載されていた。「旭」と言えば小さい頃によく食べていたリンゴで酸味が強く一口かぶりつくと梅干しのように唾液が出てくるような懐かしい味を思い出す。甘いものが人気のご時世では人気がないのが当然のようだが今でも栽培を続けている果樹農家の話である。イチゴも昔のような味ではなく甘すぎるものが出ているし、トマトもまさかと思うような甘いトマトも品種改良によって作られている。リンゴも同じ運命を辿っている。私は甘い果物よりは昔懐かしい素朴な(?)味の果物が好きで、うちの庭にできるイチゴなどは他人には食べる事が出来ないような味がする。でも私には懐かしい味で大好きだ。さて「旭」リンゴの話だが道東の北見市のリンゴ農家3戸が生産を続けていると言うのだ。何年も食べていないが、まだ味は記憶している。食べてみたくなった。北見はここから170km離れている。行ってみようか。一部で根強い人気があってインターネットの早期予約分は4日で売り切れたとも書いてあった。ところが話はそこで終わらない。この「旭」はカナダ原産で英語名を「マッキントッシュ」という。はて、どこかで聞いたような・・・・・。米アップル社のパーソナルコンピュータだ。そう言えばアップル社のアップルはリンゴだ。ロゴマークもリンゴだ。マックは昔懐かしく今は普通の店ではお目にかかれないあの「旭」という種類のリンゴだったのか。幻のリンゴと私のコンピュータ「iMac」が結びついた瞬間だった。感激。
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