2004年に父が亡くなった時に本の処理に苦労したことを思い出した。紙の廃品回収業者に連絡したら本は対象外だという。新聞や雑誌などならいいが本は回収しないのはなぜか不思議だった。古本屋に持っていっても一部の本しか受け取ってもらえなかった。お金はいらないからと言っても駄目だった。燃えるゴミに出すのも多すぎて、どこか図書館や公的な機関で必要としているところがないか調べたが駄目だった。何日もかけて薪ストーブの燃料になった。もったいないと思ったが自分以外に価値を見いだしてくれるところが見つからなかった。今は何でも受け付けてくれる。再処理の技術が上がったのか紙の需要が増えたのか、とにかく紙類なら何でも持っていってくれる。廃品業者でなくてもインターネットやツタヤでは「どんな本でも買います。お金にならなくても無料で回収します。」「30冊以上は受け取りに行きます」と言うチラシが入ってくるほどだ。今回は助かる。本を思い切って大量に処分しようと考えているから。
今日はさっそく温室に花鉢を移動して部屋の整理に着手した。雨なら作業が効率よく進まないので天気がよくて本当に助かる。
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