今日は久しぶりに雪が降ったと思ったら風が強くて吹雪になった。空港まで送っていく途中ライトをつけなければならないくらい視界不良になった。
雑品の中から息子が使っていたスケートが出てきた。息子が中学生の頃は隣接する小学校のグランドがスケートリンクに変わる。それで中学校でも体育の授業の一環としてスケートの学習があるわけです。私も若い頃某中学校のグランドでスケートリンクを作った経験がある。勤務が終わって真夜中に水を撒く作業は簡単なものではない。作業の道具は完備されていないので手作業が多くほとんど報酬がないボランティアみたいなものだった。太いホースを数人で肩に担いでグランドを回るのだが水が入ったホースは特に重い。先頭に立って水を撒く人はさほど重くないのでみんな水を撒く係になりたがる。時折屋内に入って石炭ストーブを囲んで談笑しながら体を温める。嬉々としてリンクで遊ぶ子どもたちのことを思うと疲れも何のそのエネルギーは生まれてくるから不思議だ。懐かしい思い出とともにこのスケートともお別れになる。