イーストマン・コダックが破産のニュースが飛び込んできた。131年も続いたフィルムメーカーだ。私もまだモノクロフィルムを使っていて、買い溜めはあるがついに来たか、という思いが強い。デジタルカメラが全盛期を迎えてフィルムの需要が極端に減り、日本のフィルムメーカーは一早く他の商品を開発して生き残っているが写真界に大きな影響を与えてくれたお馴染みのコダックが破産申請と言うのはやはり寂しい。私もどれだけお世話になったことか。長い間だ使ってきた3畳の暗室も閉鎖に追い込まれることになるかも知れない。コダックが破産をした後はどうなるのだろう。フィルムを製造し続ける会社はあるのだろうか。フィルム写真とは完全に決別しなければならないのか。時代の流れとは知りつつも考えれば考えるほど寂しい気持ちが強くなる。1975年デジタルカメラを開発したのがコダックだと知った。皮肉なものだ。
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