旭川のグランドホテルで囲碁の「天元戦」があった。タイトルホルダーは旭川出身の山下さん。挑戦者は結城九段。大広間で大盤解説があってそれを見に行ってきた。200名分用意されていた椅子は満員で追加の椅子を用意して盛況だった。残念ながら山下さんが負けてしまったが面白かった。始まる前、ホテルのレストランでコーヒーを飲みながら開場時間まで待っていた。私の横に座った旅行者らしい女性がオムライスを注文していたが、普通のオムライスとハーフのオムライスがあって値段は同じ820円。その女性がいろいろウエイトレスに聞いている。ハーフの場合はサラダとスープが付くので値段が同じなのだが、彼女は勘違いしていたらしい。普通のオムライスを注文する。オムライスが来た。彼女は「なぜサラダとスープが無いのか」と不満を言う。ウエイトレスがいくら説明しても納得しない。上司が来て説明するが納得しない。彼女は、ついに820円で普通サイズのオムライスとハーフを注文した時にしかつかないサラダとスープを獲得する事に成功した。囲碁の会場で私の前に座った男性が、頭を掻いたり髪を押さえたり忙しい。頭に手をやると、腕全体が丁度私の視界を遮る。それが癖なのか痒いのか分からないが、異常に頻繁に頭に手を当てるのだ。その度に私の上半身は横になったり伸び上がったりで一苦労。全般の50分間、イライラして我慢の限界だった。後半が始まる前にたまりかねて彼に腕を上げないでくれと文句を言ってしまった。珍しい人に2人も会ってしまった。
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