6年前、東北地方の桜を見たいと思い、弘前に焦点を当てて計画をした。地元でも驚く異常気候で桜の開花が12日も遅れた。当然、私が計画をした時期は例年の桜の満開時期だから、行って見ると弘前城の桜はまだ蕾で大勢の観光客と悔しい思いをした。そして、今回、雪辱を誓ってまた計画をした。今度は弘前だけではなく東北6県全ての桜を見ようと贅沢なツアーに参加した。私は今まで国内のツアーで旅行をした事は無い。国内旅行は全て自分で計画を立てて、フェリーで自分の車で行くか、飛行機で現地まで行ってレンタカーを借りるかの旅行である。しかし、桜の場合は見所の期間が限定されていて、観光客が同じ時期に殺到するので、個人で行っても渋滞に対処しなければならない。さらに駐車場の問題もあって大変な労力を必要とする。だからツアーが勝ると考えた末の計画だった。何と、今年も異常低温が全国的に続き、桜の開花は大幅に遅れた。したがって、東北の南の県から順に満開を追いかける日程のツアーは、悲惨な結果になったのだ。第1日目は、初めの宮城の「白石川堤防」は5分咲き、前日には20cmの雪が降ったという「三春の滝桜」は2分咲き、以後蕾を追いかけての旅行になったわけである。現地の人に聞くと、異口同音に「今頃は昨年は満開だったのに」という。なんとツイていない男か。そこで決心した。来年は開花を予想したツアーではなく、3月から予約をするのではなく、開花を確認してからフェリーでマイカーで桜を見に行く。どんな渋滞に遭おうが宿泊所が満員であろうが、何としても桜との闘いに決着をつける覚悟である。待ってろよ、東北6県の桜たち。
そうなのです。そこにいたのです。地元の人は前日の雪の写真を撮って大きく伸ばしていて、私たちに見せてくれました。どうせ桜が満開でないのなら、雪景色の方が良かったなあ、と思いましたよ。
投稿情報: 野宿 | 2010年4 月26日 (月) 22:48
お疲れさまでした。
先生の桜への旅来年が楽しみですね。
どこに行ったのかなぁ〜〜と思っていました。
桜。ニュースで見ました。
満開の時期なのに、雪が降りました。と困ったように話すタクシーの運転手さん。
まさかそこにせんせいがいたなんてーー;
投稿情報: るみこ | 2010年4 月25日 (日) 22:07