努力が実る

昨夜も雪が降った。雪解けがまた遅れる。昨日、札幌に行こうと思っていたが、天候が荒れるというので行くのを止めた。朝刊に、吹雪で視界が悪く多重衝突事故のニュースが載っていた。私がよく使う道路の近くで、やはり危険な状態だったとわかり、行かなくて良かったと思った。
旭川市を通る「忠別川」で46年ぶりにサケが戻って来た事が確認された。川の汚染が進みサケの姿が見えなくなってから、サケを戻そうと言う運動が実を結んだのだ。サケの卵を孵化させて。稚魚まで育てて川に放流する地道な取り組み。稚魚まで育ててくれる希望者を募って多くの人の意識を高めようとした運動。実は私も昔、水槽でサケの卵を孵化させて稚魚を放流した経験がある。放流は主に子どもたちの仕事になる。水温を12℃の低温に保つ事が大切で、孵化率は高くて思ったより簡単だった記憶がある。関係者の喜ぶ顔が目に浮かぶ。