滝川の雪の多さに驚いていたら、幌加内の豪雪のニュースが載った。ただでさえ積雪が多い所で有名な場所だが、改めてニュースになると言うことは、今年は特に多いのだろうと、さっそくカメラを持って妻とドライブに出かけた。幌加内まで約50km弱。途中、江丹別を通過するのだが、ここも豪雪。家の壁よりも雪山が目立つほどである。特に廃屋や冬は使っていない納屋などは屋根の雪降ろしをしていないので、雪が屋根を被い、一層雪の多さを感じさせる。幌加内に着くと、家の周りや道路脇は軽く2mを超す雪山になっている。しかし、ここの村の人たちは働き者なのだろう、人家の屋根にはあまり雪が乗っていない。常に雪下ろしをしていると思われる。屋根に上がって雪を下ろしている人や除雪機で家の周りの空間を広げている人たちに出会った。声をかけると笑顔と元気な声が返って来る。雪で困っている雰囲気は無い。2階の屋根からパワーシャベルのアームが見えた。よく見ると、裏の雪山と屋根が繋がっていてあの大きいパワーシャベルで屋根の雪を下ろしていたのだ。これには驚いた。まさに豪雪地帯。お年寄りもけっこう居ると思われるが、きっとお互い助け合っているのだろう。有名な日本一の幌加内そばを食べた。そこの主人に「朱鞠内はもっと凄いよ。今日は吹雪かないから行ってごらん。」と言われて、さらに「朱鞠内」まで足を延ばし行って来た。少し吹雪いていたが、危険は感じない程度。ワカサギ釣りの家族が雪にまみれて寒そうに釣っていた。結局予定の2倍くらい走った事になった。
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