札幌刑務所の行事で知人が書道のパフォーマンスをするというのでカメラを持って行ってきた。母のところに行く用もあって一人で高速道路を突っ走って行ってきた。時間帯によっては渋滞するくらい混むことがあるというので遅れたら大変と渋滞覚悟で早めに札幌に着くように高速道路を使った。予定通りに早く着いて渋滞で車を止めるまでに時間がかかって丁度いいと思っていたが、苦労せずに駐車場に収まった。早く着いたので会場内の売店を見て回ろうと思っていたら、橙色の網袋を重そうに抱えている人がぞろぞろ歩いてくる。玉ねぎの即売があって飛ぶように売れている。玉ねぎ10kgの袋が600円だって。まさに投げ売り。安すぎる。面白くてたくさん写真に収めてきた。玉ねぎの購入だけが目的の人が多くて玉ねぎの在庫が少なくなるにつれて会場内の混雑が嘘のように消えていく。毎年の恒例なのだろう。要領がいい人は台車持参で運んでいた。重くて持てない人は袋をずるずる引っ張って運んでいる。袋が擦れて破れたらどうするのだろうなどと気にかけるのは私くらいか。何としても手に入れようとする真剣さが伝わってきた。おばちゃん達が一番必死な形相で運んでいた。日本のおばちゃんはたくましい。
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