テニスの試合を挟んで1日目は東京についてすぐ「末廣亭」に行った。この末廣亭は東京に行った時の慣例のになってきていた。本当に面白かった。今回も楽しみにして行ったのだががっかりした。じっくり聞かせてくれる古典的な本格的な落語ではなくて、小話が多いのだ。過去に見た中で一番期待はずれでがっかり。若手の落語家の話は若者向けのネタが多くて今はやりの芸能人や俳優、お笑い芸人などの知識がなければわからないネタが多くて、私のようなその方面のテレビを見ない人間には通じない。おかしくないのだ。私のような年齢層が多くてギャグがわからないので当然笑えない。演じる彼らは笑が取れないので今日のお客さんは・・・・・、などと客のせいにする。呆れてしまった。私の大嫌いないわゆる下ネタも堂々と語り続ける。もういいから止めてと言いたくなる。下ネタでもさりげなく言えば笑えるものを露骨に言われたのでは嫌らしさだけが残る。私のように古典落語を求めすぎるのもどうかと思うし若い客を意識するとそうなるのかもしれないが、こんなのは酒を飲みながら身内だけでやってほしい。また行こうという気持ちがなくなった。帰る日は上野の「アメヤ横丁」を散歩してきた。今まで一度も行ったことはなかったので写真になるかなあと視察のつもりで散歩してきた。人間味溢れる年中お祭りのような市場だった。戦後闇市として始まったアメ横の歴史を知るとなお興味ふかい。これから東京に行ったら末廣亭をやめて「アメ横」専門に行くことにするか。
コメント