ホオズキがパック入りで売っていた。なんと食べるホオズキだ。私にとってのホオズキは子どもの頃の思い出とセットになった記憶として残る。実の中身を取り出すのに注意深く気をつけたにも関わらず袋を破ってしまったときの悔しい気持ち。中身をとりだして袋を口に入れ音を出して遊んだ時の舌触りの感触。懐かしい。それが食べる事が出来るホオズキとはいったいどのような味がするのか非常に興味があった。もちろん買って来て食べてみた。「・・・・・・」不思議な味がした。言葉では表現できない何とも言えない味がした。そう言えば何年か前に新聞で読んだことがある事に気づいた。ホオズキまで品種改良している人がいたかと思うと感心した。でも、これはそのまま食べるよりは何かに混入して味付けをしたりジャムにしたりして利用するのが良いと思った。私にとってのホオズキは幼い頃の記憶のまま時間が止まっているのだが。