« 2010年9 月 | メイン | 2010年11 月 »
今日は外気温が12℃。昨日は10℃を切って寒く感じたが、今日は暖かく感じる気持ちよい天気で、庭の作業が楽しく感じた。わずか4℃の違いなのに感じ方がこんなにも違うのかと驚くほどであった。トンボが５匹も６匹も池に落ちて必死に飛び上がろうともがいているが、羽が完全に濡れてしまって飛び上がる事が出来ない。こんなにたくさんのトンボが溺れた光景を見るのは初めてだ。ブドウの枝の剪定、コンポストの中で出来た土を畑に混入、など順調に作業が進んでいる。また雪虫が飛んだ。27日に雪の予報が出た。九州奄美大島の奄美市で豪雨のニュース。可哀想に。なんで今頃豪雨なの？
今日も寒いけれど太陽が出ていたので外で作業を開始。温室の花鉢の台を冬の間だけ車庫の物置台にするために運び込み設置。池の水を入れ替えるための配水管やモーターの撤去。折りたたみ式のテーブルと長椅子の収納。畑のマルチに使用していたビニールの撤去。途中のコーヒータイムを除いて６時間集中して作業をした。気がつくと周りはいつの間にか暗くなっていた。「雪虫（アブラムシの一種）」が飛んだ。雪虫が飛ぶと１週間程度で雪が降ると言われている。来週はいよいよ雪が降るということか。これから暫くは近所の挨拶が「寒くなりましたね」から始まるだろう。
ヒグマが車道を闊歩。今年はあちらこちらでヒグマが街へ出て来る。こんなに多い年も珍しい。人間も動物も極端に変化する環境に適応できないでいる。何が起きるか予想できない世に中だ。今日も寒い。峠では雪が降った。一枚多く着て庭に出たが、風が強くさらに体感温度が低く感じる。２時間も作業をしていると暖かい部屋の中が恋しくなる。小雨がパラつくのを見て部屋に入り美味しいコーヒーを飲む。雨がやんだら外で庭仕事。雨が降ったら室内でコンピュータ作業。忙しない１日だった。庭がさらに寂しくなった。週間ラジコンも17回目、少しずつではあるが確実に部品が組み立てられていく。逆転のロッテが面目躍如。明日の決戦は間違いなく大勝負になる。
１週間も遊んだ後なので、家の庭では、まだトマトもシシトウも頑張っているがそろそろ冬越しの準備を始める事にした。最後のゴーヤ４個を収穫してトマトも赤いのだけを収穫、シシトウも終わりにして支柱も片付けたら、空間が増えて寂しい感じがする。友人のコクワの実は熟しているというのに、うちのはまだ固い。落花生を一個掘ってみたら表面は固いがまだ皺が出来ていないので、収穫はもう少し待つ事にする。時々雨が降ってその都度作業は中止になるが、のんびり少しずつ時間をかけて整理している。昨日の最低気温は2.4℃。突然雷が鳴り、大粒の雨と同時にあられが落ちて来た。近くの公園の木が紅葉している。着実に冬が近づいて来ている。雪が降るまでにすべき事はまだたくさん残っている。
あっという間に１週間。三重県と山梨県に行って来た。三重県は鈴鹿サーキットでF1観戦。日本最高の又は世界最高の各種プロスポーツを一度は観戦したいと計画して2007年にモータースポーツの最高峰F1を見に行ったのだが、一度は、と思ったのが病み付きになってしまい、3回目の観戦となる。2日目は雨で予選が延期になり10日の午前に予選、午後3時から決勝という変則的な日程になってしまったが、スリル満点のレースに満足して帰って来た。日本期待の小林選手が性能の劣る車で果敢な攻めに出て、高度な技術を要するヘアピンカーブで追い抜きを繰り返し14位から7位に食い込み、優勝した選手より大きな拍手を受け、「オーバーテイク（追い抜きの意）キング」と一躍世界の英雄になってしまった。そんな素晴らしいレースを見たのだから大満足だった。ところで、名古屋空港から名古屋駅までの電車の中で聞いたアナウンスが聞き慣れない表現で興味をもった。今までは「ドアが閉まります。ご注意ください」が聞き慣れた日常のアナウンスだったが「ドアを閉めます。・・・・」とアナウンスされたのだ。名古屋の他にこのようなアナウンスがあるのか知りたくなった。
明日から１週間、出かけるので温室の気温を調節する人が居なくなる。少し早いけれど温室の花鉢を２階に引っ越しをする事にした。外の過酷な環境で成長して来た宿物たちは、冬の間、穏やかな眠りにつく。花鉢を抱えて何10回も階段を往復するのは結構足にくる。ついでにブドウのツルの一部を剪定、ツルバラの枝も切ってさっぱりした。そのままにしておくと風でバラの葉が落ちて近所に迷惑をかける。家に居たらすぐ葉を片付ける事が出来るのだが、などと考えながら思い切って切断した。これで気楽に出かける事が出来る。
日本ハムの試合が終わって後はCSを残すのみ。野球が終わるとさらに見たいテレビが無くなって寂しい季節がやって来る。アナウンサーは天気予報もニュースもキンキン響く高音でしかも早口で一気に喋りまくる。若い人なら聞き取る事が出来るのだろうが、私には厳しい。１人、素敵なアナウンサーを見つけた。HTBのニュースステーションの天気予報を担当している「宇賀さん」。彼女は一言一言を丁寧にしっかり発音して高齢者にも分かるように話してくれる。彼女だけがしっかりと視聴者に伝えようと丁寧に話してくれる。昔のNHKのアナウンサーのように素晴らしい人だ。すっかりフアンになってしまった。
天人峡に行って来た。例の大雨で土砂崩れがあった場所。土砂崩れで道路が寸断された場所は道が１車線になっていて臨時の信号がついていた。車で通る時、ニュースの映像が生々しく思い出されて徐行しながらしっかりと見て来た。宿で一泊して帰り際、上川の有名なお米「夢ピリカ」を頂いた。あの事故があってから観光客が減ったので、来てくれたお客さんにサービスをしているとのこと。有り難く頂戴した。天人峡は紅葉が始まって秋色に染まっていた。
旭川には多くの写真愛好家が居てそれぞれがクラブを作っている。そのクラブが集まって旭川写真連盟という組織を作って活動をしている。19クラブ、249名が参加している。明日からその写真連盟の年に１回の写真展が開催される。我が「北限」も参加していて、今日は飾り付けを行った。壁面が高いので、大きな脚立を持ち込み作業をする。たくさんの会員が集まってくれたので、45分で終了した。235点が展示された会場は見応えがある。
近所では、収穫を終えた野菜の茎などの整理が始まった。私も冬への準備を開始した。今日はコクワのツルを整理した。ゴーヤ、ナス、シシトウなど少し実が成っているので、もう少しそのままにしておこうか迷っている。他の人は決断が早く、小さなナスやトマトなど一気に片付けてしまう。私は小さなナスでも実が成っているとなかなか片付けられないのだ。
今日も清々しい天気。今が一番過ごし易い時期。気持ちのよい秋晴れが続く。隣りの空き地で子どもたちが虫取り網を持って集まっている。楽しそうに網を振り上げて真剣そのものだ。暫くこのような光景を見ていなかった気がする。子どもの声が聞こえると言うことは何となく未来があって気持ちがいい。私の子どもの頃を思い出す。違うのは彼らが立派な網を持って虫を追いかけているということだ。私は、針金を拾って来て竹の棒に針金を丸くくくり付け、その針金の輪にクモの巣をたくさん付けて、そのクモの巣を利用してトンボや蝶を捕まえたものだ。退院した友人の様子を見に行くと、彼は畑で椅子に座りながら豆の収穫をしていた。その回復力に驚く。９月の後半はいろいろあって、あっと言う間にもう10月に入っている。キイチゴの実を収穫してジャムを作った。ほんの数回分だが有り難く頂戴する。ゴーヤがまだ頑張っている。
写真展が本日終了した。たくさんの人が見に来てくれた。１日だけ札幌に行く用があって見に来てくれた人には失礼をしたが、その他の日はほとんど会って楽しく写真の話や懐かしい昔の思い出を談笑した。本当に久しぶりの人や偶然が重なって会う事が出来た人など、縁というものは不思議なものだとしみじみと感じた２週間だった。最低気温が10℃を下回る日が続いている。さすがに朝は暖房が必要だ。新聞やテレビでは相変わらずショックなニュースが賑やかだが、人間の暖かさを感じた２週間でもあった。